100分de名著 大江健三郎“燃えあがる緑の木”3▽信仰なき“祈り”は可能か

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この番組のまとめ

まず 語り手であるサッチャン両性具有の人物ですね。 それに反発する外部圧力に対し伊能三兄弟は自衛組織を作り武闘訓練を始めます。 彼らの農場は今や教会の経済的基盤となり一大勢力を築いていたのです。 そして いよいよギー兄さんが説教台に立つ その時サッチャンは 衝撃の光景を目撃します。 ギー兄さんを激励する教会メンバーを背にただ一人 失望したサッチャンは教会を飛び出すのでした。

教会を去ったサッチャンがたどりついたのは 伊豆の山荘でした。 その本とは 偉大な神学者アウグスチヌスが 奔放な生活を経て2人は急接近。 サッチャンは 両性具有の自分に存在意義を見いだしたギー兄さんとの営みを否定するかのように自暴自棄になっていました。 この人はですね この別荘の近くで芸術家のアトリエで住み込みしてる人なんですけどたまたま サッチャンがその日光浴をね してる姿を見たりとか。 なんか 僕はぐっと サッチャンが好きになったし心配になったんですけどね。

ヴェイユの言葉を通し 「苦悩」についてサッチャンに教えてくれたのはあのマユミさんでした。 苦悩するギー兄さんの姿がサッチャンの頭をよぎる中K伯父さんが 山荘を訪ねてきました。 サッチャンは 教会に戻る決意を固め山荘を後にしたのです。 ヴェイユはやっぱり 大江健三郎にとっては非常に重要な思想家だと。