日本の話芸 三遊亭好楽 落語「文違い」

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この番組のまとめ

♪~「うぬぼれ」というものの本場はやっぱり吉原辺りでしょうね。 これは 街道筋の親宿でございましてね板橋 千住 品川 新宿。 新宿の郭のお噺でございますが「おい 親父 来てんのかい? おい」。 うちの親父… 親父と言ってね私が どれだけね親父だと思ったって言ったってね思ったことないんだよ。 うちの親父のために。 親子の縁を切ってもいいから』ってそういうふうに言われたらこっちも うれしいからさ『じゃあ』ってんでお前さんに甘えたんだけど20両って大金は お前さん 無理だろ?」。

何しろ廊下が パ~ッと大きいとこで広いとこですからパタン パタンって すぐ前の部屋…。 「うる… アハハハ! 真っ赤な顔して。 おらが来たからってうれしそうに甘えやがって アハハハ。 私も その中の一人だと思うと悔しいよ 本当に。 お前さん 手紙 読んでくれた?私 もう本当に困ってんだよ。 「いや~ もう本当にいっときを争うって言われた時私は 本当に情けないと思ってお医者様に聞いたの。 人参なんだってさ。 人参なんざ おらの村へ来てみべ。 「そんな お総菜に使う人参じゃないんだよ。

おめえと一緒になったらおらだって おっ母さんになるべえな。 タバコ吸っただろう? 煙がす~っと上へ行っちゃったんだよ。 お前さんと一緒になろうと思ったけど起しょう文 破って捨てちまおうと…」。 えっ 一緒になるの 俺と おめえ…」。 「何言ってんだい? 夫婦じゃねえか なあ。 『お父っつぁん 今 どこに住んでんの?風邪ひいちゃ駄目だよ』って そういう情のもろいようなこと言ったら必ず また つきまとってくるから。 じゃあ お前さん ここでもってタバコ吸ってて 待ってておくれ。

本当に目は大丈夫なの?」。 「あ~ 医者が言うにはますます悪くなってるってんだけど」。 中でもって グズグズッて崩れるってえと目が潰れるかもしれねえって医者が言うんだ」。 それ 一体 お医者様が何つったの?何の目? どういう…」。 「『どこ行くの?』って お前医者に行くに決まってんじゃん」。 医者が言うには女のそばへも寄っちゃいけねえってこと言うんだからさ」。 「何言ってんだよ?おめえはな 本当に もの分からねえな。

つえをついて おぼつかない足取りのこの芳次郎が芳次郎が 駕籠に乗りますと2人の駕籠屋が肩を張りまして…。 また トントントントンと元へ戻りまして前の部屋 そこへ行きますってえとどういうわけか芳次郎が座っておりました布団のそばに 手紙が落ちて…。 『芳次郎様 参る 小筆より』。 親方に相談いたし 30両は整え候共後金20両に差し支え おん前様にご相談 申せしところ新宿の女郎にて お杉とやら…』えっ えっ?お杉? 私の名前が 何で出る…。