落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし〜「時そば」

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この番組のまとめ

落語の中でも 最も有名な噺と言っても過言ではないかと思います。 落語に ほれ込んだ俳優 東出昌大が気鋭の落語家たちとその魅力を語り尽くす!毎回1つの噺を深~くトーク。 「落語ディーパー!」今回はですね「時そば」を取り上げますけれどもこれは本当に初心者の私も知ってました。 大体 落語家っていうとねおそば食べるしぐさやって下さいみたいな。 演じる側としてはやりづらくないんですか?古典落語って 好きで来る人はみんな知ってる状態で僕ら やりますからそんなにはね 感じないですけどね。

それでは落語=そばを食べるというイメージを作り上げたレジェンド 五代目柳家小さんの高座をご覧下さいいい つゆ加減だな。 食べ方もね 鯉昇師匠はかなりデフォルメされてましたけども。 鯉昇師匠の芸って引きの芸だなと思っててこうやって 小さん師匠と比べると…。 鯉昇師匠は 結構 こういうでかめのですけど。 小さんさんは 「3回以上 手繰るな」と言っていたそうなんですよね。 これは符丁っていうわけじゃないですか?そばを食うことを噺家の符丁で「縄を手繰る」って。 「縄手繰りに行かねえ?」って いない。

その中で とりわけ東出が食べたくなった そばは…喬太郎師匠の「コロッケそば」っていう「時そば」は「時そば」なんですけどちょっと 新作にアレンジしてて立ち食いそば屋のコロッケそばってあの食べ物って何だろう?そもそも そばに コロッケが入ってるっていうところから お噺をなさって確かに あの立ち食いそば屋のあそこでしか食べれないコロッケそば食べたいなって思ったことはありますね。

一回 一之輔師匠に言われたのが…。 僕?私が新作で そういうオウム返しのちょっと古典っぽい「粗粗茶」っていうネタかな やった時にやっぱり 後半のオウム返しの部分があんまり自分でも手応え来ない感じで高座をしてたら多分 後半の尺とかもうちょっと伸ばすだけでも全然 反応変わってくると思うよみたいなアドバイスを頂いてあるんだなって 何か 思いました。 一之輔師匠のこと言えば 褒められるんだ。 「そうなんだ~! もう一杯食べたいけどもうやめとくよ」っていう。

ホンマやで!鰹を放り込んで この結構な出汁のやで。 枝雀師匠って…最初 僕 関東出身なので 聞いた時はこれ 1人でいいだろうとしちゃったんでしょうね。 でも 笑いの量でいうと恐らく 大阪の「時うどん」の方が江戸は お座敷でやることが多いってなった時に上方は 今みたいにツッコミ役を入れることで初めっから飽きさせないようにしないと何か通り過ぎちゃうといいますか。