日曜美術館「異端児、駆け抜ける!岸田劉生」

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この番組のまとめ

その秘密は何なのか?この男 実は意識高い系?今日は 何かと画壇を騒がせた岸田劉生の真の姿に迫ります。 今日は 東京ステーションギャラリーで開かれている岸田劉生の展覧会の会場にお邪魔しました。 この数寄屋橋のそばの銀座に劉生は生まれまして1891年 岸田劉生はここで生まれました。 18歳の時の作品…このころ 劉生は 洋画界の第一人者黒田清輝の画塾に入門しました。

デューラーであれ レンブラントであれルーベンスであれそういうルネサンスからバロックにかけての重要な巨匠たちの描き方とか考え方とかそういうものが日本に輸入されずにもっと新しいの…基本が輸入されない前に応用編みたいな。 劉生は やっぱり そこを日本はちょっと すっ飛ばしたから俺は やっぱりやんなきゃって思ったんじゃないかというのが僕の 意識高い劉生幻想なんですよね。 当時の渋谷 代々木のエリアは東京の場所でもニュータウンで都会っ子だった劉生にとってむき出しの土に生い茂る草木の光景は新鮮でした。

これはどこまで意識的かどうか分かりませんけど…自然を切り開いて 東京っていう街がだんだんと膨張していって代々木ですか そっちの方向に膨張していってる途中のつまり なんか こう近代日本っていう国の…何て言いますか 膨張それは多分ポジティブな いいぞいいぞってこともあるでしょうけどこのころ もう何か暗い影も不安もあったかもしれないし。 そういう自然主義的なことじゃなくてあくまでも モチーフと対峙した時に物言わぬ日用品や果物に劉生は どんな思いをはせたのか?劉生の思いがはっきりと見えるようになりました。