日曜美術館「補いつなぐ 美のバトン~文化財修復の技と心〜」

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この番組のまとめ

今 修復された文化財の展覧会が東京 京都 福岡の4会場で開かれています。 守り伝えられた文化財を未来へとつなぐ修復の世界の最前線です。 訪ねたのは文化財の修理を専門に手がける半田昌規さんの工房です。 伝統を重んじる一方で修理では 最新の技術も駆使されます。 江戸時代の絵師 円山応挙の名画…京都から大坂まで 淀川沿いの景色を16mにわたって描いた 大作です。 手わざと 先端技術を駆使して行う修理です。 文化財の修復には大切な原則があります。

新たな技術とともに文化財の修理は進化を続けています。 ともかく 繰り返し繰り返し 修理をして日本の文化財っていうのは今日まで伝わってきたというそういう特徴を持ってくると。 日本は もう「伝世品」と普通 言ってますけど日本の文化財の多くはほとんど伝世品ですね。 要するに 「出土品」というもう一つの文化財があります。 我が国の最初の文化財の保存の制度なんですね。 ただ 現場で なかなか守りたいけれどもそうはいかないという場合もあるので江戸時代 京狩野派の祖といわれた狩野山楽の…長政の位牌や本尊が置かれた仏壇。

文化財って やっぱりそこにその それが置かれてる場所の いるその人たちとの関係の中にあるものだからやっぱり そこにいる人たちが その文化財と共に幸せになれるっていうか本当に びっくりしたのは 地域の人たちが本当に守ってきたんだなというのを心から感じたんですけれどもあの集落では あの災害で 誰もけがをすることなく過ごされたそうです。

ええ 地域の文化財マップですよね。 小野さん ご出身 大分ですけど例えば 自分の地域にどんな文化財があるかとかご存じですか?そうなんです。 日本の場合 指定文化財を中心としてお金 いわゆる助成金という形補助金という形でお金を出してるわけですよね。 これは 国指定のものだけじゃなくて都道府県 市町村つまり 条例によって指定されるような物件も 相当数あるわけですのでこれは地方 地域によってはどこも 財政的な困難さがあってなかなかそういうお金が 基本的に出せない。