それから 日本全国 爆発的に売れました「南国土佐を後にして」というね。 あれが はやった時も また近所のおばさん連中が「今度 盆踊りには『南国土佐を後にして』をやるんだよ」なんていうんで張り切って やってましたからまあ なるほど 昔から そういう風潮はあったのかなあと思いますが。 甲州街道… まあ 大月というと宿場町でございまして4キロごとに宿場があってそこに こう 駅があって 人家があると。 まあ 中央線 甲州街道…。 今は まあ 高速道路がね中央高速が走ってますけれども甲州街道 担ぐ。
「わしゃ あの 百兵衛ちいいますだ」。 そこへ百兵衛さんが来るなんてえのも何かの縁だ。 ええ? 何をしてんだろうな…あっ お前さん 百兵衛さんといったな。 「わしゃ そんな あははは…え~ ただいま お言葉の中に四神剣の掛け合い…」。 いや~ その四神剣てえことについちゃ今も こうして雁首そろえてんのはそのことでござんして。
おめえだろ おれは下戸だってんで慈姑のきんとん ぱくついてたのはよ。 「これが? 慈姑かね これ?「まあ ご無理でございましょうがそこんところを ひとつ おしてえ~ ひとつお願いをしたいんでございますが」。 四神剣の掛け合い人ってそう言ったじゃねえか」。 「四神剣の掛け合い人?」。 隣町の四神剣の掛け合い人だよ。 俺たちが何にも言っていかねえもんだから向こうで しびれ切らしてよ『四神剣は どうなってんだ』ってんで掛け合いに来たのよ」。
ご一統様 相談の上の話伺ってこうちゅうて主人家ってのはここのうちのこったよ。 だからよ 長谷川町の三光新道」。 三光新道」。 まあ 長谷川町 行ったらよこの辺で 『か』の字の付く名高え人ったら誰でも知ってらあ。 「わし あの 浮世小路の百川から参りやした者でえ~ 河岸の… え〜 河岸の… 若え衆が今朝がけに4~5人 きられやんして先生に すぐ来てもらいてえちゅうでひゃあ」。 「河岸の若い連中が 袈裟がけに4~5人 斬られた?ちょっと お待ちを。