「日本最初の哲学書」と言われる西田幾多郎の「善の研究」。 およそ100年前に発表された日本で最初の哲学書と言われている「善の研究」です。 私も 西田幾多郎さんというお名前も存じ上げなかったんですけれども。 高校時代に出会った 「善の研究」を東日本大震災のあとに読み直し若松さん この作品かなり難しいと思うんですがなぜ 今 取り上げようと思われたんですか?そうですね。 「西田幾多郎全集」が刊行された時に人々が 徹夜して 買ってるんです。 まず 明治44年に出版された哲学書で作者は 哲学者の西田幾多郎です。
その「純粋経験」から 道徳や宗教など人生の全てを考え直してみようとした試みが 「善の研究」でした。 その「善の研究」の根本思想であるのがこちらの「純粋経験」というものなんですがいろんな言葉で私たち 世界を切ってるんですね。
「スター・ウォーズ」は 原作の何番目かから映画化されてるんですけど「スター・ウォーズ」マニアに言わせるとこの順番で見るのが一番 分かりやすいですよ みたいな。 で 大変な体力のある人ですから「宗教的要求」とは我々の生そのものの要求であると 西田は考えました。 もし 「主客合一の作用」がなければ私たちは美しい絵画を見てあるいは 音楽を聴いても感動することはありません。 では 続いてなぜ このような思想が生まれたのか?その背景を西田の人生から見ていきましょう。