先人たちの底力 知恵泉・選▽ヒールの言い分!神に選ばれた恐怖の将軍 足利義教

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この番組のまとめ

日本で言ったら 吉良上野介とかかななんて 思ってたんですけど。 吉良上野介って でも言ってみるとパワハラですよね。 地元では 吉良上野介っていうのは結構 ヒーローなんですよ。 どうですかね そうすると悪者ヒールを語るうえで誰か いい方っていますかね?それね 私 室町時代が専門なんですけど私の専門分野でいうと室町幕府の将軍というのは やっぱりキャラの立ってる人はいますよ。

足利義教と対みたいにさせられてるから。 今日はね テーマが足利義教ということなんですけれどもどうですか?松之丞さん もともとご存じでした?いや 僕はね なんか聞いたことあるなぐらいでしたね。 先生は やっぱり室町時代を研究されてらっしゃるということですからもう ご存じでしたよね?まあ 大学入試問題にちょこっとだけ出てくるんですけど。 ちょっとね 日本史のスケールに収まりきれないキャラクターっていうんですかね。

室町幕府6代将軍足利義教は数々の信じられない悪行を重ねました。 なぜ 義教はそんなことをしたのでしょうか?室町幕府が出来てから70年余りが過ぎた頃…。 そもそも室町幕府は 全国あちらこちらに領国を持つ守護大名たちの「連合政権」。 そもそも 幕府の軍隊は守護大名たちの兵力を寄せ集めた「連合軍」だったのですが義教は 大名の配下にいない地方の武士たちを集め5,000から1万人規模の独自の兵力として組織したのです。

容赦ない悪行の数々は弱い幕府に危機感を持った義教が理想の将軍を求めた末の必要悪だった?そんな言い訳を義教は したのでしょうか?ということなんですね。 村井さん どうでした?結構 だから義教がやった功績といいますかかなり その政治を変えたりとか貿易を もう一回復活させたりとか。 足利義満っていうのがどうしてもインパクトがあるんであの人が全盛期だってずっと言われてたんですけど最近は やっぱり義満の時代ってまだ ちょっと不安定なんですよね。

そのために6代将軍 足利義教が例えば 副将軍とも言うべき関東の鎌倉公方 足利持氏とのいさかい。 持氏は 義教がクジ引きで将軍になったことが不満で「将軍になるべきは俺だろう」と再三 幕府に迫っていました。 「新元号を使わないのは将軍への反逆だ!」と義教は 鎌倉の持氏をすぐにも たたこうとしますがそれを止めたのは 幕府の重臣…先代将軍の時も管領を務めた義淳は「今 鎌倉公方を討つことは幕府体制の土台を揺るがしかねない」と義教を 強くいさめます。

最終的には みんながその人の一挙手一投足を見るようになるぐらいの恐怖を与えることでしかその孤独を癒やせなかったというか。 あの会長のね 歌丸師匠が ずっと私の会長だったんですよ 落語芸術協会の。 歌丸師匠が おっしゃってたのは歌丸師匠っていうのはもう 全国に名前知られてて歌丸師匠が ちょっとでも言うとそれになっちゃうらしいんですよ。 なので歌丸師匠は そこ気を付けてらっしゃったみたいで…もう それで人の意見を非常に風通しのいい環境を作ってそれで みんなの意見として最後 歌丸師匠が発言するという。