♪~「NHK短歌」司会の有森也実です。 そして 今日のゲストは歌手で俳優の 真琴つばささんです。 丸いクッションを ふんと持つような感じで包み込むような感じで女性の時はですね 手を指を全部指の間を閉じて繊細なんですね。 私 近所の時計屋さんに よく自分の時計電池交換に行くんですけれどもプロの時計屋の修理をされる方は全部分かっちゃうんですね 触れただけで。 だけど その技術はもうほんとのプロフェッショナルだと。
でも あの捕らえどころのない感触にタピオカって名前をつけると何かこう 存在感が増してくるというかエッジが立ってくる感じがするでしょ。 この人は 自分自身が頼りない感じで存在感がないんだけどもし 私に 名前が与えられたらアイデンティティーが確立してもっと存在感のある自分になれるのに。 大辻さんが出会った現代短歌今日の一首を ご紹介下さい。 河野愛子っていうのは 1922年に生まれて1989年に亡くなる 女性歌人です。
真琴さん どうでしょうか?そうですね 体調が すぐれない時とか病気の時って動くことができないから その分 触角もすごい出てるんだろうなと思って30代の時 ちょっと少し俯瞰でも自分を捉えて書くっていうとこがすごいと思いました。 体じゅうが触角になるっていう感覚っていうのはあまり体験しないかもしれないけど真琴さんは そういう経験をなさったことがある?つい最近 はい したんですよ。 ゼリーの中に 指紋がつけられているって映画の1シーンみたいですよね。 「苺ゼリーの指紋予言のように」ここに 二音 入れましょう。
そうすると 読者の方で ああそうかメロンっていうのは地球儀みたいだなって思ってくれるでしょ?そうすると 想像が広がって…。 今日のテーマ 実は この結句なんですね。 ほんとに サッカーって フォワードの選手がクロスボール 上がった時に蹴らなくても ほんとに つま先でぷっと当てるだけで コースを変えて得点を取ったりするでしょ?多分 この方もサッカー選手に憧れとったんでしょうね。 でも ボールのコースを変えるようなサッカー選手にはなれなかったかわりに自分の進路を変えたっていうことなんだと思いますね。