100分de名著 大江健三郎“燃えあがる緑の木”2▽世界文学の水脈とつながる

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この番組のまとめ

大江健三郎がその知性と想像力の全てをかけ魂の救済を描いた 「燃えあがる緑の木」。 まず サッチャンは語り手で教会設立を提案しました。 で 伊能三兄弟は教会に加わったメンバーですね。 教会って 農場とか工場というのも やってたんでそういうとこで働きたいといってやって来た 伊能三兄弟と。 糾弾された日 ギー兄さんはそんな ある朝 サッチャンは教会の前で 一人の男を目にします。 総領事は 教会のマークが大きな力を発揮しているとアイルランドを代表する詩人です。 これは サッチャン自身の姿でもありますよね。

それは多分 より悲惨なところも分かるし死んでいくのにもかかわらず人間の根幹の力強いところもちょっと分かるしその両方ないと おかしいし 両方同時に存在するのが当たり前だみたいなこともちょっと やっぱり入ってるかな。 中でも ギー兄さんが注目したのはロシアの文豪ドストエフスキーのギー兄さんはあらゆるジャンルの言葉を引用し世界に類を見ない福音書が作られていくのでした。

これだけ膨大な世界文学の作品があるんですよ。 俺は間違ってるかもしれないけども…今や 教会の参謀役となった亀井さんが個人資産をなげうって礼拝堂を建設したいと言うのです。 計画は着実に進みギー兄さんが糾弾されたテン窪にそして 死期を悟った総領事はギー兄さんに自分の葬儀を挙げてほしいと頼みます。 そういうたたずまいに そういう言葉を発する人になっていくっていうのがその空気は 伊集院さんも僕と それを共有してるってことで僕と伊集院さんは ある種 この…それは だから…そこもいくじゃないですか。