NHK短歌 題「酒」

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この番組のまとめ

ゲストは 大久保佳代子さんです。 さあ 大久保さんは千葉大学文学部卒業ということで。 はい 第一歌集で 大胆な性愛の歌をうたって話題になった岡崎さんの短歌です。 でも まあ ちょっと 何かねどうだろう? これ どうですか?「チェックのトランクス」。 えっ チェックのトランクス?どういうことですか?「チェックのトランクス」って私の経験 データ上高校生ぐらいの男子が はいてるんですよ。 それを 卒業して トランクスにいってまだ 子供といえば 子供なんですね。

事前に入選歌を見て 選んで頂きました。 それでは 今週の入選歌のご紹介です。 比喩が面白い いい一首だと思います。 上の句までは 日常の言葉なんですけども三句目で切れてそして 下の句は20年後か 30年後の話になります。 おばあちゃんの記憶とそして あざみの姿が重なってですね視覚的にきれいに収まった一首だと思います。 以上が 入選九首でした。 感覚的に すぐれていてこれを 一席にしました。 続いては 選者のお話頼綱さんのテーマ「動体短歌」です。

ちょっとかけて冷えたビールをこうね やったら もう最高!いいんじゃないですか? もう その言葉そのまま使ってしまうのはいかがですか?そのまま 例えば「秋刀魚には ビールが合う」。 入れちゃいますか?この中に? 佳代子が?佳代子 入れちゃいます?佳代子 入っちゃっていいんですか?そのパターンあります?佳代子でいきます?もうそのまま 「秋刀魚にはビールが合うと佳代子は言う…」。 佳代子が ビールを持ってるみたいな。 佳代子 持ちます よくビール。 佳代子に 缶ビールも持つ全然 どっちも持ちます。

佳代子が佳代子を うたってるっていう。 これは 具体的臨場感というか伝わるっていうこと 全てですよ。 佳代子が この佳代子がねもう いますから ここに。 佳代子が秋刀魚とビールに囲まれてる絵がすごく楽しそうだって 生き生きと。 「佳代子」が きいてますよね。 「街 紅葉前線の中」って 何かちょっとやだ 怖いというか天気地図があってそこに 紅葉前線がブワッてあってその中に 何 どうなってるの?私 今 どんな感じみたいないや でも 何かこっちは しっかりその 人が見えてくるじゃないですか。