NHK高校講座 化学基礎「指示薬とpHの測定」

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この番組のまとめ

ム… ムラサキキャベツ?そっか!ムラサキキャベツは酢をかけると赤く変わりました。 ケミカルワールドの神秘を!ではムラサキキャベツで試験紙を作ってみましょう。 まずはムラサキキャベツを手で細かくちぎり沸騰したお湯に入れて煮ます。 お湯が冷めるまで待ってからボウルに煮汁を移しという事でこれがムラサキキャベツで作った試験紙だ。 これで調べられるんですか?ムラサキキャベツに含まれるアントシアニンという色素は中性では紫色酸性ではピンクから赤塩基性では青から緑黄色と色が変わるんだ。

フェノールフタレインを入れていくとpH8.0までは無色透明です。 フェノールフタレインの変色域はpH8.0~9.8の間なんです。 フェノールフタレインを使うとpH8.0~9.8で色が変化しおおよそのpHを見分ける事ができそうですね。 メチルオレンジBTBフェノールフタレインとpH指示薬を入れた水溶液を並べてみるとすっごくきれいですね。

雨水には常に大気中にある二酸化炭素が溶け込んでいるから酸性なんだ。 それがよく問題になっている酸性雨ですか?いや。 酸性雨とはpHが5.6以下の酸性度を示す雨を示しています。 このようなガスのほかに大気中のPM2.5や大陸から飛んでくる黄砂粒子などに汚染物が付着して降ってくる酸性の雨もあります。 自浄システムって何ですか?酸性雨は 地上に落ちると土や その下の岩石に染み込んでいきその過程で 中和されるんです。