日曜美術館「光の絵画~ハンセン病療養所・恵楓園 絵画クラブ“金陽会”」

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この番組のまとめ

その絵は近年 純粋な美術作品として高い評価を受け各地で展覧会が行われています。 絵画クラブ 「金陽会」のリーダーを長年務めてきた 吉山安彦さん。 吉山さんは 仲間が およそ半世紀にわたって描いてきた作品を保管してきた 守り人。 それは 不条理の中で吉山さんたちが見つけた掛けがえのない居場所でした。 吉山さんが恵楓園に入所したのは昭和22年。 突然 壁の中に閉じ込められた吉山少年は首をつるための木を探したと言います。

アメリカ発の特効薬 プロミンが日本にも輸入され子どもって言われて私がああ 私 ここの恵楓園の者子ども おらんちゅうこともそれが言えなかったわけです。 収蔵庫でとても印象的な絵に出会いました。 そして親も そういうふうな気持ちで親は子どもを眺めながら今も療養所の周囲には 隔離政策の名残をとどめる壁が残されています。 だから この壁には そういう入所者の人たちの気持ちっていうものが藏座江美さん。 学芸員として勤めていた美術館でその絵を純粋な美術作品として紹介した展覧会を担当したことでした。

こうした作品は吉山さんが70代に入ってから本格的に描かれ始めます。 近くで精肉店を営む…40年ほど前に矢野さんと知り合って以来しょっちゅう 部屋に遊びに来ています。 矢野さんが作品を書く度に日付やテーマ 大きさなどを「いやあ 矢野さんの絵の軌跡だけんこれこそ。 そがんしますよ」って誰よりも矢野さんの作品のファンである吉村さん。