もう 京都は 師走に入りましたが何と言っても 顔見世ということで今年も 主演映画や連続ドラマでご活躍されています。 句会にも参加されるんですか?1か月に いっぺんだけね句会がありまして最初に 3つ兼題が出てましてそれから もう一句 自分の好きな句で自分の好きなのを作ってあまり考えないでいるんですけれど。
第3週のテーマは京都の祭りや食伝統工芸と季語について学ぶ「京ごよみ彩時記」。 江戸時代ですよね 連想させてしかも 水辺ですから冷たい風が吹いている中を都鳥が ひらひらと飛んでいるっていう そういう句でやっぱり 「肌に喰いこむ」っていうこの実感が非常に一句を引き締めていると思います。 これは もう「ギリシャ客船」という固有名詞が抜群の効果を上げてると思います。
私たち 都会生活してる者は もう硬券って 手にすることないですよね。 硬券はやっぱり 改札に人がいてちゃんと そこに ハサミを入れるってことですから何となく 地方の駅 あるいは船かもしれないんです これね。 「都鳥」っていう季語を使ってますからやっぱり古典を踏まえてるんですがこれは 「伊勢物語」だけではなくて芭蕉が詠んだ句をも踏まえてるんです。 以上が入選句でした。 それでは ここで本日の入選句の中から吉行さんと私で 一番好きな句を選んでみたいと思います。 こちらの九句が 本日の入選句です。
本日 ご紹介した入選句とそのほかの佳作の作品は今日は 吉行さんに俳句を「ゆりかもめ」で詠んできて頂いたとお聞きしたんです。 私の好きな南座辺りの風景ってこうなんですよね。 私は この恋人たちの間に割り込んで平気で座り込んで 俳句を…。 私は二人にはなれないけど俳句は頑張ろうみたいにお邪魔虫で そこに割り込んでよく俳句を作っておりました。 お邪魔だと思いますけれども俳句は それぐらいやらないとできない…。