落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし〜・選▽鼠穴(ねずみあな)

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この番組のまとめ

バッと演者さんは 吐き出すので拝見すると最後には げっそりして帰る噺なんですけれども今日は 春風亭一之輔師匠が必ずや名演を見せてくれると思うのでそちらも 最後までお楽しみになさって下さい。 古典を愛し 新作を生み出す個性と才気にあふれた注目の若手落語家たちが集結!そして 落語研究会出身の…毎回 一つの噺を深~くトーク。 そして「落語ディーパー!」ファンの方既に お気付きでしょうか?今日は レギュラーメンバーの柳家わさびさんが欠席しております。

ただ 「真景累ヶ淵」とかもこの「鼠穴」とかも圓生師匠のやる田舎のしゃべり方っていうのがすごい しっくりくる。 先日 噺家の方とお酒を酌み交わす機会があって「文七元結」っていうお金を 自分じゃないよそに 50両あげてでも 自分の娘は助からないっていう噺があって立川談志師匠がその「文七元結」をやると何かリアリティーがないというか。 なら 「文七元結」は 志ん朝師匠あのパリッとした江戸弁で本当に この人 50両あげそうだなっていう気がする。

吉笑さん どうですか?いや もう もちろん大好きですしいろんな師匠方もやられますしそれこそ…とんとん やったりとかそんなに気持ち入れずに楽にやったりするのが多いんですけど特に この噺とかはその中盤以降というかグッて 多分入り込めるというか皆さん やっぱり…何か それは やっぱ 見てて気持ちよさそうだなというか。

田舎弁っつっても限定すると そこに住んでる人に…気ぃ悪くするじゃないですか。 江戸だから 多分江戸に来る地方の人は北の人が多かったでしょうね。 鶴瓶師匠が 関西出身で松鶴師匠に田舎弁に関してはね 僕 注意…。 江戸弁って 結構 注意されたイメージありますけど確かに 田舎ことば落語の田舎ことばってあんま 注意されたイメージないですね。 一回 田舎者が出てくる噺で 全員江戸っ子だった時ありますね。

「見物でねえで あの~ 兄さんに兄さんのうちで 奉公ぶたしてもらえねえですか?いや これ話さなきゃ分かんねえだどもおら 兄さんね父っつぁま 亡くなった時におらと兄さんで田地田畑 分けました。 でも 兄さん面白くねえっつって田地田畑 金に換えて江戸さ出てきてこうだに でけえ店のご主人様になられて本当に偉えお方だなっておら 思っとりやす。 あのあと 茶屋酒 覚えやして田地田畑 みんな取られてすっからかんです。