織田さんは この一年をどのように振り返りますか？何と言っても 今年は御代替わりというんでしょうかねやっぱり 時代が 本当に変わったということでございまして令和となって初めての５月の歌舞伎座では尾上丑之助襲名が話題を集めましたよね。 襲名の舞台に 尾上菊五郎さんそして 中村吉右衛門さんという二人のおじい様が ニコニコ ニコニコ本当に うれしそうにされていたのがとっても印象的でしたね。
１０月には 人間国宝の鶴澤清治さんがニューヨークで杉本文楽「曾根崎心中」を上演したということで話題になりました。 来年のオリンピック・パラリンピックに備えた能楽協会のプレイベントです。 オリンピック・パラリンピックで日本に来た外国のお客さんが気軽に日本の伝統文化に触れることができるというのはとても いいことですよね。 同じく文化功労者に選ばれた琉球舞踊組踊立方の宮城能鳳さん。
かりかごに日を送り 五日三日夜をあかし 二十日生涯現役でやりながら少しの役でも膨らましてやっぱり 秀太郎が出てると芝居が少し大きくなるなぐらいのことを言って頂けるように今じゃないですよ言って頂けるような役者としてそして 後進にやっぱり 上方歌舞伎というものを継承してほしいなとそういうふうに思っております。
さあ 今年も残り あと僅かとなりましたが織田さん 来年の古典芸能の動き教えて頂けますか？来年はね ともかくオリンピック・パラリンピックがある年でございますから日本のことを 日本の文化というものも世界中の方たちに紹介するいい年になってもらいたいというふうに思いますね。 文化庁では日本博という 伝統芸能を含めてそれだけではないんでございますけどもそういうプロジェクトが今 実施されておりますけども各協会も 各自治体も 各国の機関もそれに向けてですねいろいろなプログラムを考えていると思いますね。