落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし選▽粗忽長屋/そこつながや

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この番組のまとめ

今晩の「落語ディーパー!」は「粗忽長屋」というお噺です。 それでは 「粗忽長屋」これを知らなきゃ もったいない!「おめえ いいか?ゆんべ 浅草でもって…死んでるよ」。 奇想天外なストーリーが癖になる…そして 落語研究会出身の…これから どんどん話を深めていくんですがそれでは 早速 私の方からあらすじをご紹介させて頂きます。 「粗忽長屋」。 話芸だから できるような噺で落語で 一人で上下切ってやるからできる内容であってちょっと これ映画とかドラマにできないんじゃないかなと思いますね。

この「粗忽長屋」に出てくる熊五郎と八五郎 2人とも粗忽者として描かれていますよね。 これ 2人とも同じような性格なんでしょうか?えっと… まあ教科書のような「粗忽長屋」だと八っつぁんの方が前へ前へってマメで そそっかしい。 「粗忽長屋」 たくさん聞いてきたんですけれども…重厚感というか何か面白かったですね。

自分で言うのも あれですけども真人間に見られがちな方なのでおかしな事を言ってるのがちょっと ありえないというかお客様が なかなか そこをリアリティー持って聞いてくれづらい感じがしててで 頑張って 変な事を 変な感じでやろうと思うけどそれが あざとさにつながるからどんどん離れていってみたいな。

どういう 自分が目標ってのもありますけどやっぱり 「粗忽長屋」っていうと小さん師匠 先代の小さん師匠の「粗忽長屋」っていうのは何か すごい ド~ンとこう おもしというかね一之輔師匠が ここまで噺を難しいって言われたのは「落語ディーパー!」の中で初めてですね。 いや~ 「粗忽長屋」はね…頑張りたいな。 よく マクラでも言うんですけどこれから出てくるそそっかしい人は目は シベリアンハスキーとおんなじ目をしてもう 長年の間 先祖代々風雪に耐えてきた目ですから。

哲学的なサゲとは一体 どんなものなのか?行き倒れの死体のもとに八五郎と熊五郎が やって来て…「あら 抱いちまった。 今 最前線で活躍する2人のオリジナル要素を盛り込んだ「粗忽長屋」をお聞き下さい。 まずは 吉笑の師匠立川談笑による「粗忽だらけ長屋」。 長屋の住人が みんな粗忽者という設定。 自分は死んだと信じる熊五郎にご近所さんたちが次々に惑わされていきます「おい 熊公 出ろ出ろ」。 弔問に訪れた頭が死体の顔を見るとまるで 八五郎のようにそそっかしく…「バカ野郎!おめえじゃねえじゃねえかよ!竹の野郎だ」。