2000年を生きる 塩野七生と高校生の対話

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この番組のまとめ

高校生に向けて 特別授業を行うのです。 高校生の悩みに塩野さんは ズバズバ答えます。 塩野さんの特別授業に参加したのは学習院の生徒 男女合わせて100人以上。 「対話しながら行いたい」という塩野さんたっての希望で6名の生徒が向かい合います。 そういう意味でも緊張していますし文章を書くことが好きなので何か 物書きとしての塩野七生さんに会うっていうのは緊張することでもあります。 塩野さんは 学習院大学の卒業生です。

なぜかっていうと私ね 学習院 何で入ったかつったらね東京都立日比谷高校だったの。 東大受験に失敗したのは東京タワーが完成し日本が敗戦から高度経済成長へ向かおうとした時代です。 東大に行く日比谷高校の女の子ってのは大体 学者になるかそれとも官僚になるか。 要するに 私は呉 茂一という先生が教えてるギリシア・ラテン文学史それを先生から勉強したかった。 そこで進路を学習院大学に変更し師事したのです。 つまり…これが 後に 古代ギリシアやローマの歴史を書く作家 塩野七生の土台となっていくのです。

そのころはフランスモードばかり あれでイタリアモードなんて まあ出てきて あれだけどあなた 学習院の女の子ってどういう旦那選ぶか知ってます?一番 割のいい旦那。 塩野さんは フランスの作家アンドレ・ジイドの言葉が幼い頃からの教訓です。 私は 時々Google Earthを使いますがあれは 私が 既に もう旅行してる… 見たとこです。 1969年 塩野さん 31歳の時金メダルポイントです。 日本優勝しました!東京オリンピックは 私はイタリアで見たんですよね テレビで。

最新作「ギリシア人の物語」で塩野さんは アレクサンドロス大王を描きました。 東方遠征に出発する前 21歳の若き王が恩師アリストテレスにこう話すところから物語は始まります。 アレクサンドロスの 私は生きてた時代は知らないけど映像で見ていたような感覚になってそれは すごいし その史実をどうやって文にするかっていうのは多分 その史実をただ書いただけだったらただの報告の文みたいになってしまうのでその どうやって 書く時に何を考えているかっていうのはやっぱり聞いてみたいです。