好きな時間に ごはんを食べて好きな時間に お風呂に入りまあ 皆さん いろんな暖房器具使ってると思うんですけど僕ね 石油ストーブが大好きなんですよ。 「切ったな」って もう自分に…「切ったな 切った 切った」って言い聞かせて 出てね鍵掛けようとすると「あれ? もう一回 確認しよう」と思ってう~ん… まあ 火事というのはね実際怖いですし東京に来てね 「あ~ 東京に今 僕は住んでるんだな」って東京に住んでる方は気付いてないと思うんですけど地方には ないんですよね。
いかがでございましょう今日のところはね一の組と二の組に分けましてで 一の組がね 外で もう火の用心 触れて回ってる間二の組は…ここはね 番屋でございますから遊んでるというわけじゃございませんよ。 黒川の先生 そこに拍子木があるでしょう。 それからね 伊勢屋さん あなたも一の組。 いやいや しかしね 伊勢屋さん先ほどね あなたが来る前に「いやいや 私は偉くも何ともありません」。 あなたはね 伊勢屋さんという大きな御店のご主人様。 皆さん! 皆さん私ね 今 伊勢屋さんを褒めてるところ。
『じゃあ 入りなさい』って 入れましたら拍子木の方も 『私も連れてってくれ』ってこう言うもんでございますから今 仲よくね 私の懐の中で暖をとってるんでございます」。 それ ここに引っ掛けまして ズルズルッと引きずってるんでございます」。 それからね 私がね この黒川の先生を一の組に入れたのは 訳がある。 黒川の先生は 謡の先生だ。 ハハハッ。 ハハハッ。 さあさあさあさあ ハハハッ。 「何です? 黒川の先生」。
あなたね 若い者が こういうことしたらあなた 一番の年長だあなたが叱ってくれなきゃいけないでしょ」。 そこに土瓶があるでしょ?中に何が入ってます?…お茶が入ってる?じゃあ 全部 空けて水でゆすいで きれいにしてそれを中に入れなさい。 全部… 全部入れなさい。 「伊勢屋さん 何でございます?え…? え? これ 拝見します。 町内の皆さん 仲がいいんでねこれ回しながら食べるということでじゃあ まずはね一番の年長の黒川の先生。 「ちょっと待って下さい あなた!箸一膳しかないんでございますよ。