♪~さあ今月は SFの巨匠「アーサー・C・クラークスペシャル」です。 今回の指南役は作家の瀬名秀明さん。 SF ホラー 科学ノンフィクションと幅広く執筆しています。 僕なんか 「ウルトラマン」とかで育った世代だからSF自体に 壁はないんだけれどもそんな自分でもアーサー・C・クラークって偉人だってことが分かっちゃってるからハードル あるんですよ。 え~ 今日のですね まあ通信衛星つまり 今だと 地球の裏側でもテレビ中継が見られますけれどもあれ 通信衛星を使ってるわけですよね。
今回の 「太陽系最後の日」というのはまあ 実質的に クラークの一番最初に書いた 売れた小説ですね。 今から7時間後太陽が新星となって 爆発を起こし壊滅が避けられないというのです。 そんな時探検隊を率いる オロストロンが山頂に通信施設らしきものを発見して驚きます。 次々と駅を通過していく中異星人たちは 閉じ込められたまま。 「太陽系最後の日」というタイトルなんですけれどもまあ 実はこれ日本で付けたタイトルでして。
将来有望な知的生命体の絶滅を惜しむアルヴェロンたち。 宇宙でも 極めて若い知的生命体である人類の太陽系脱出。 この小説が すごく巧みだと思うのは最後に 一斉に宇宙船団を ば~っと見せてものすごくないですか?でも まあ 僕自身は功罪両方あったんじゃないかなと実は思うんですよね。