第75回びわ湖毎日マラソン~東京オリンピック代表最終選考会〜

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この番組のまとめ

思い起こせば4年前のリオの選考会も8年前のロンドンの選考会も雨の中でのレースでこのびわ湖からオリンピック代表が生まれていますがこれについてはどうでしょうか?高岡ただ、やはり大迫君の2時間5分29秒を花田さんは今年の選考最後のレースですがどんな期待がありますか?花田大塚選手、鈴木選手と非常に力のある選手がいますけれども今日のこの天気になると川内君も来るんじゃないかと期待しております。

実況そして、もう1人去年からプロランナーとなった川内優輝選手。 川内最後の最後までゴールするその瞬間まで諦めない最後まで1つでも上の順位1秒でも早く走るそういう走りを自分もやりたいと思っていますしそうした姿というのを見てほしいなというふうに実況本人に聞きますとこのびわ湖が103回目のフルマラソンだということでそれが百戦錬磨という言葉につながったと思いますけれども。 実況308番の細谷選手は初マラソンでもあります。 午前開催の今年はどうでしょうか?実況選手たちがスタートラインへと移動しています。

高岡今日は雨の影響があったのかもしれませんし選手はここで気持ちを途切らせないことが非常に大切です。 高岡選手にとっては少し寒いというふうに感じる選手もいるでしょうね。 高岡ただ日本選手だけではなく外国人選手も同じような条件ですのでここはプラスにとらえる必要があるんじゃないかなと思います。 高岡そのようにプラスに考える選手とこれは困ったという選手とそれによって大きく差が出るんじゃないかと思います。 実況先ほど注目選手としてご紹介した九電工の大塚祥平選手。 もう1人ご紹介した鈴木健吾選手が24歳。

実況特にペースメーカー阿部選手は福島県の学法石川高校の出身。 東京オリンピック銅メダリストの円谷幸吉さんと同じ須賀川市の出身でその円谷さんの名をとったランニングクラブで長距離を始めました。 ナンバーカード4番は海外招待のケニアのサムエル・ドゥング。 本人に聞きますとすでに東京オリンピックの代表には選出されていて、札幌で走るのを楽しみにしているとナンバーカード6番のモコカは取材に対して話してくれました。

びわ湖毎日マラソンは滋賀県警察陸上自衛隊大津駐屯地また大津市の自主整理員の皆さんの協力で運営されています。 また新型コロナウイルスの影響で高校生などのスタッフが参加できないため近畿の陸上競技協会や県内の陸上指導者の皆さんも運営に携わっています。 高岡やはり各選手記者会見でも言っていましたけど30km以降の勝負にどう対応するかが課題だといったことも言っておりましたのでそういった意味でもまだ前半なので余裕を持ってレースを進める必要があります。

滋賀県が舞台の連続テレビ小説「スカーレット」や滋賀ゆかりの戦国武将明智光秀がゆかりの大河ドラマ「麒麟がくる」にちなんだ地元の話題など滋賀県を元気にする情報を発信しています。 作田は湖岸道路に入ってからずっと先頭集団の後方そして歩道側を走っています。 マラソンは3回目の作田が先頭集団後方です。 先ほどご紹介したように東京オリンピックのマラソン銅メダリスト円谷幸吉さんと同じ須賀川市出身。

高岡彼はトラックでも実績のある選手ですし10000mで4位に入った実績があります。 実況赤を基調としたユニフォームナンバーカード308番黒崎播磨の細谷も先頭集団の中にいます。 高岡ロードタイプの選手ですがトラックで自己記録が更新できているといったところは今回、初マラソンなんですけど期待できる部分ですね。 高岡あと、それとこのコンディションがアフリカの選手たちにとって体が動きにくいコンディションであるのかもしれませんね。

実況モロッコの東京オリンピックの代表選考の状況を聞くと選考時の好記録を持っている選手がこのあと選ばれるということですが自分は可能性があるという言い方をしています。 高岡さんどう受け取ったらいいですか?高岡最初の5kmが15分21秒とやや遅いペースなので川内君にとってはちょうどいいペースだったんですけど次の5kmが1km3分に戻りましたので今の川内君にとっては少し、1km3分が速いんじゃないかと見えます。

実況選手たちは東海道新幹線名神高速のガードをくぐりました。 高岡ただ1つだけじゃなくてプロになったことで今、放送席で数えたところでは先頭集団は10kmを通過したところで52人いましたがそこからまたペースが上がっていますからずいぶん絞られてきたかもしれません。 実況その前に104番オーストラリアのアダムスと先頭集団はコースの中での唯一のアップダウンといっていいそういった中で唯一のアップダウンといったところで勝負をかける選手もいるかもしれませんね。

先週の東京マラソンで大迫選手の記録は別格としても2時間6分台、7分台、8分台の選手がずいぶん出たことに勇気をもらった選手がずいぶん多いようですね。 東京オリンピックの残り1枠を勝ち取るためには今の最有力は大迫傑選手ですが大迫選手が先週出した日本記録2時間5分29秒よりもいいタイムを出さなくてはいけません。 複数、そうした選手が出た場合最上位の選手が東京オリンピックの最後の代表1人に収まるということになりますがこのペースでどうでしょう。

先ほどスペシャルドリンクをとれたんですがとれなかったJR東日本の其田に自分のスペシャルドリンクを渡すというそんなシーンも見られました。 花田埼玉医科大の選手市山君や内田君なんかも非常に表情がよくてふだん、私たちと同じ環境で練習していますが寒いことが多いんですよね。 実況高性能のシューズを履く選手が多くただ、リスクもあるという声も聞こえてきますね。 実況それから歩道寄りのところペースメーカー59番の阿部選手の後ろにナンバーカード151番NTT西日本の監物がこの位置にいます。

この人はリオデジャネイロのオリンピックで5位に入っていますしロンドンでの世界選手権では2017年銅メダルをとっているんですね。 実況大塚選手の画面でいうと左手のほうに鈴木選手の小柄な姿が見えていますが花田終始、同じ位置で走っているので非常にいい走りをしていますよね。 もう1人の大学生が立命館大学の吉岡は地元の草津東高校出身のペースメーカー。 先頭集団の中間辺りにいましたが徐々に位置を後ろに下げてきて今の位置にここ500mほど最後尾につけている早川です。

先頭集団の最後尾から5mほど徐々に遅れ始めています。 その先頭集団の最後尾にいるのが先ほどもお伝えした旭化成の丸山。 旭化成の丸山が先頭集団から5~6mほど遅れ始めています。 その1人前、国内招待の富士通の荻野も先頭集団から5~6m離れました。 実況それから高岡さんずいぶん先頭集団が崩れましたね。 大塚も先頭集団の一番後ろのほうに変わりました。 冨坂さん、大塚が先頭集団から5mほど離れましたね。

この松本が先頭集団の最後尾になります。 そこから後方にいるのが海外招待のケモンゲスさらにはギザエなども遅れていて大塚が先頭集団の最後尾から50m近く離れました。 実況黄色のナンバーカードが国内招待の選手ですから大塚とその後ろにいる荻野。 実況103番、旭化成の丸山が大塚を抜きました。 実況終盤の粘りが持ち味という大塚。 その前に海外招待のウガンダのケモンゲス。 実況時計を見ました、松本。 高岡松本君もここで我慢が必要ですね。

高岡大塚君の過去5レースを見ていて非常に安定しているところが彼のよさでもあったんですけど大塚君がここまでずるずる遅れていくというのはなかなか考えてなかったですね。 実況大塚自身が言っていたのは今回、もちろん東京を諦めているわけではないけれども4年後のパリオリンピックを見据えた中で4年後はプレッシャーを受ける存在として選考レースに出たいんですと。 JR東日本の其田141番の奥野112番、トヨタ自動車の松本309番、NTT西日本の山本といった辺りがこの先頭グループの中にいます。

実況ナンバーカード102番JR東日本の作田もこの位置にいます。 実況普段は標高2000mの高地で週6日練習しているというケモンゲスです。 実況日本選手たちの一番前にいるのが鈴木健吾。 花田冨坂さん、作田選手集団、上がってきたんですね。 今、日本記録を東京マラソンで出した大迫選手が最有力。 実況海外招待ナンバーカード2番ケモンゲスも遅れそうで、まだ粘っている状況。 鈴木健吾選手が言っていた30kmからの勝負。

自分の状態がどういった状態かを把握できてケモンゲスが追いつきましたが鈴木がついています。 鈴木は帽子を取ってスペシャルドリンクをとろうともしませんでした。 高岡少し外国人選手の力があってなかなか対応しきれていないですね。 実況残り10km1時間36分59秒で通過。 それからトヨタ自動車九州の奥野も鈴木をとらえる。 実況4位グループを引っ張るのが、JR東日本の25歳、作田。 さらにJR東日本の其田健也もこの後ろのほうの日本人の集団にいます。

実況画面右下は先をいく先頭です。 そこから少し離れて日本人の先頭102番がJR東日本の作田。 141番がトヨタ自動車九州の奥野その後ろに6位集団ということになります。 高岡奥野君が作田君のペースについていけなくなった感じですね。 実況画面の右下が先頭の3人でまもなく35kmのポイント通過。 実況その意味でトヨタ自動車九州の奥野は踏ん張りどころがきましたね。 高岡今、奥野君にとってはこの局面が一番苦しいと思います。 141番、奥野は豊川工業から日本体育大学を出た26歳、トヨタ自動車九州。

30kmから35kmが15分21秒と実況大阪府警の谷原も5位集団からは少し遅れているという状況です。 実況日本人先頭の作田。 それからベルリンマラソンでもかつて3位という実績を持っている選手です。 日本人トップの作田です。 浜大津が近づいてきている日本人トップの作田です。 実況びわ湖毎日マラソン日本選手の優勝は2002年、第57回大会のエスビー食品武井隆次選手までさかのぼります。 今、日本人トップが4位の作田。 3位のモコカから20秒あまり遅れて4位が日本人トップの作田。

高岡その中で作田君は日本人トップを走っているというところが心の支えになってこのペースを維持できているといったところです。 長野マラソンも含めてトータルで3度目のマラソンで作田が日本人トップ。 実況しかし厳しいコンディションの中で日本人トップという座を守ってしかもこのペースでいけば2時間8分台という記録。 実況びわ湖の歴代での日本人選手の記録は2001年の油谷選手の2時間7分52秒があって3分12秒なので粘ってますね。 そして、日本人の中では2位のNTT西日本の山本翔馬が今、5位グループ。

実況2時間8分台でフィニッシュしてほしい。 あとは楽しみなのは2時間8分台でフィニッシュできるのか。 エバンス・チェベトフィニッシュです。 この強い雨風のコンディションの中ケニアのエバンス・チェベトがフィニッシュ。 2時間7分29秒というタイムでのフィニッシュです。 日本人トップ、JR東日本の作田4位でフィニッシュ!2時間8分59秒!自己ベスト。 そして、トヨタ自動車九州の奥野フィニッシュ。 去年の北海道で出しましたがフィニッシュしました。 その後ろから鈴木健吾もフィニッシュしました。

315番の埼玉医科大学グループの内田選手を抜いてまもなくフィニッシュです。 29人がフィニッシュラインを越えています。 先ほど、18位の坂田までお伝えしましたがそのあと続々と選手たちがフィニッシュしています。 南アフリカのモコカケニアのキプロティチと続いて日本選手トップがJR東日本、一般参加の作田直也。 実況レースのほうはケニアのエバンス・チェベトが持ちタイムトップという貫禄を見せて2時間8分台の記録で作田が日本人トップ4位でフィニッシュしました。

実況8月9日、札幌のコースで東京オリンピックの男子マラソンが行われます。 それでは、日本陸連男子マラソンオリンピック強化コーチ坂口泰さんのインタビューです。 放送席、それでは日本陸連男子マラソンオリンピック強化コーチ坂口泰さんに伺います。 これでオリンピックに向けてまた臨んでいくことになりますが今、続々と選手たちがフィニッシュを続けている状態ですが放送席、高岡寿成さんとお伝えしてまいりました。 実況これで2年半あまりにわたる東京オリンピックの代表選考一連のシリーズが幕を閉じるということになります。

今まだ、続々と選手たちのフィニッシュが続いている状況ですがここまでフィニッシュテープを切った選手たちの結果をケニアのチェベトが2時間7分29秒のタイムで優勝。 東京オリンピックの女子マラソンは8月8日。 高岡やはりオリンピックに出たい思いであったりMGCに出場する資格すべて明確に定められた中選手が明確な目標を持ってトレーニングできたところが結果につながったんじゃないかと思います。