日曜美術館「真を写す眼 渡辺崋山」

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この番組のまとめ

肖像画を描いたのは…愛知県にあった田原藩の武士であり画家として活躍しました。 崋山は絶えず手帳を身につけ身の回りのあらゆるものを写し取ったといいます。 では早速 渡辺崋山の作品とその人生を見ていきます。 翌年 崋山は絵に専念したいという思いもあり兄弟は幼少の者ばかり7人。 崋山が肌身離さず携えていた手帳が数多く残されているのです。 26歳の崋山が 僅か1日2晩で描き上げたというこの冊子には江戸の人々の暮らしぶりや生き生きとした表情が描かれています。 崋山が素早い筆さばきで捉えた江戸の人々の姿をご覧下さい。

渡辺崋山は「神」という言葉を使いますけどもその神というのは神と書きますがそれ 何かというとその人が生まれ持った性質であったりあるいは生命力そういうものを含めて神というふうにいいます。 長年 近世美術の研究をされてきた静嘉堂文庫美術館 館長の河野元昭さんですよろしくお願いいたします。 河野さんは 崋山のどんなところに惹かれますか?まず第一は やっぱり 真を求めてですね本当の真実というものを求めて 求めて探求していった 極めて真摯な生き方これに惹かれるまた尊敬の念をささげます。

へこんだ部分ですけども この部分は佐藤一斎像ではこの2本の線によって描かれてます。 それに対して 鷹見泉石像はこちらのところですね。 そして 鼻の向こう側にも影ができてるということでこの間 崋山は西洋の本にある銅版画などを模写しながらだから 他の人には それはできない。 渡辺崋山の中でしか こういう肖像画は生まれてこなかったというふうに考えられます。 確かにね 佐藤一斎像と鷹見泉石像が全然やっぱり違いますよね。

まさにこう 非常にこう愛らしくてね自分なりに精進してったね これがねいい意味で自決直前に崋山がしたためた書。