僕が 城戸崎 愛さんと初めて お会いしたのは「きょうの料理」クリスマス特集でした。 本来はオーブンで焼くところをフライパンひとつで仕上げる城戸崎さん自慢の ひと皿です。 フランスで学んだ知識を生かした料理を数多く提案してきました。 初めての得意料理。 食べることが大好きな清さんに当時 先端を行く 西洋料理の学校に通うことを勧められたのです。 料理学校に行けと。 いや なんか…いや なんかね…料理研究家として活躍を始めた40代城戸崎さんに転機が訪れます。
ジーッとして テレビ見て甘いものたくさん食べてちゃ駄目。 番組づくりで長年 接してきた…当時の人気をこう分析します。 当時は やっぱり その…城戸崎さんは そのチャーミングなキャラクターでも人気を博します。 クリスマスイブでねイブにぴったりの東洋の代表的な焼き肉。 先生 ビールの分量だけ教えて下さい。 それじゃあね これまでが今のホワイトソースのもとでしょ。 私なんかほら お米の もうない時にずっと青春時代を過ごしたでしょ。 中指の第一関節がこう… 隠れるように。
普通 向こうから手前から こう…自分の方へ転がすでしょ。 アハッ!先生が「宮本さん おむすび握ってごらんなさい」。 女性の社会進出で手間なく つくれる 「スピード料理」がもてはやされるように なりました。 そんな時代にあっても城戸崎さんが伝えたかったことは…。 この回では 城戸崎さんが毎年 欠かさず つくる「おせち」を紹介しました。 精進料理をルーツに代々 伝わってきた 「五目なます」。 つくるのに2日味がなじむのに3日はかかる何とも ぜいたくな正月料理です。