ETV特集「ダビンチ・ミステリー~知られざる“天才”の素顔〜」

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この番組のまとめ

天才のイメージとは かけ離れたレオナルド・ダビンチの人間像でした。 これもうレオナルドの特徴の最大のものですよね。 レオナルドが描いたという科学的な証拠を探すため調査チームが用いたのが最先端の分析技術でした。 レオナルド作品ならではの絵の透明感。 その特徴が レオナルドの場合最も顕著にあらわれます。 レオナルド以外の画家の作品の場合X線をあてると 絵が映し出されます。 X線分析で このような結果が出るのはレオナルド以外にありません。

で まあ そういうのがあるので「糸巻きの聖母」描いたんだっていうの分かってますけどちょっとね 複雑なんですけど下絵は 100%レオナルドなんですよ。 そうなると彼の絵の中に布があるとこれは やっぱりちょっとレオナルドじゃなさそうだっていう作品のX線ラジオグラフィーによる画像には細かな格子状の目が写っています。

当時 レオナルドは ルネサンス文化の中心地の一つ ミラノにいました。 1498年 ルドヴィコ・スフォルツァがレオナルド・ダビンチに壁画の制作を依頼したのです。 肖像画のタイトルは…肖像画を見たマントバの君主 イザベラはレオナルドの才能に ほれ込みます。 肖像画の制作を依頼されたレオナルドはイザベラをモデルにデッサンを描きました。 レオナルドは いつか肖像画を描くためにデッサンを持っていたのです。 ミラノを離れて およそ1年レオナルドは画家として最初に歩みだした街 フィレンツェにたどりつきます。

この最初の訪問の時 レオナルドは不在で弟子がいるだけでした。 ミラノを逃れ 放浪の日々を送るレオナルドを庇護したイザベラ。 イザベラから肖像画描いてほしいっていって 依頼受けて下描きまで描いてたのに。 自分をミラノから追い出したフランスの注文である絵を先に描き上げて 描いて諸国漫遊みたいになるわけですよ。 つまり じゃあ もうとりあえずイザベラからきてるけど自分が生きていくにはフランスに今はすがった方がいいと。

そして そこには次々と難局に立たされ 苦悩するレオナルドの姿があったことが分かったのです。 そして フィレンツェ軍の輝かしい勝利の歴史である「アンギアーリの戦い」を描くようレオナルドに指示したのです。 文学的な素養ではレオナルドにコンプレックスを抱いていたミケランジェロは「自分に恥をかかせようとしている」と怒りを爆発させます。 しかし レオナルドは大失敗してしまいます。 自らの財産の相続人にレオナルドを指名し 亡くなったのです。

そして レオナルドを宮廷画家に任命したのです。 そして レオナルドは ミラノに残りフランス国王のために仕えること。 更には レオナルドの遺産相続の裁判を早急に終わらせることを注目すべき一節が見つかりました。 レオナルドの作品を欲したルイ12世が最初に思い浮かべたのが「聖母マリア」だった。 翌年 レオナルドは フランスに宛て何通かの手紙を送ります。 最初の下書きには…レオナルドが16世紀初めに描いたと判明してる油絵で「ノートルダム」が題材なのは2つだけです。