先人たちの底力 知恵泉「日本の勲章~栄典に秘められた昭和史〜」

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この番組のまとめ

その中には長年 児童福祉に携わってきた人や明治時代になると政府が 栄典制度として導入。 しかし 日本が戦争に突入していくと勲章の名誉と引き換えに今宵は 戦中から戦後にかけて近現代の政界裏事情にも お詳しいとか。 第2次世界大戦後の極東軍事裁判いわゆる 東京裁判では文官として唯一の死刑判決を受けました。 また 廃止になっていた陸軍大臣 海軍大臣を現役の軍人から選ぶいわゆる軍部大臣現役武官制が復活。 軍部拡大を招いた広田が自ら肝煎りで進めたのが…それまで 勲章をもらえるのは主に役人や軍人。

やっぱり 文化勲章っていった時にやっぱり 科学とか いわゆる 工学とかそういう実践に役に立つね…実践に役に立つ学問を切り開いた人これが並んでることは間違いないですけどこれまでそういうことを全く関係なかったいわゆる 作家であるとかねそういう人たちにもやっぱり 門戸を開くというのが基本的にありましたからね。 あれ さっきのに戻るけど 文化勲章ってあの時代に つくったことがつまり 戦後になったらそこのとこの価値観がコロッと変わるから。 それが あっという間にね 変わってそして 文化勲章というのが定着していく。

所得倍増計画を打ち出し高度成長を推し進めた池田は勲章に日本の進むべき道筋を投影させようとした節があります。 金鵄勲章をはじめ 戦前の叙勲制度は軍国主義を結果的に助長することになり戦後 民主化の弊害になる。 以後 新しい時代にふさわしい勲章制度をつくり上げるべくさまざまな内閣が模索を続けることになります。 しかし安保改定時の総理大臣 岸 信介はこと 勲章に関しては極めて慎重な考えを示しました。 世界各国が主に政治家や軍人に勲章を与える中経済人を選ぶ日本の取り組みは先進的なものでした。

室井さん どうご覧になりました?あんなに 戦争中勲章を胸にぶら下げるのがかっこいいことだと思ってた男たちが…今までの自分を否定してることになりますね 自分で。