まあ前回のですね 「都市と星」から23年後ぐらいに書かれた円熟期の作品で何千年後 何万光年先でって話じゃないわけですね。 「宇宙エレベーター」とは 地上と3万6,000キロメートル上空の静止軌道に浮かべた宇宙ステーションとをエレベーターで結んだもの。 それでも モーガンは世界司法裁判所で 寺院側と争います。 一度は敗訴しますがその後 火星に宇宙エレベーターを作るためのテストという名目で実験が可能になります。
宇宙エレベーターの実験が失敗に終わった直後予想外のことが起きます。 なんと…伝説に従って僧侶たちは スリカンダの山を明け渡し期せずして 宇宙エレベーターの建設が可能となりました。 モーガンは まず 宇宙ステーションと超繊維を生産する巨大コンビナートを静止軌道に配置。 それでも 手を緩めることなくモーガンは 人類史上初の宇宙エレベーターの実現にまい進していきました。 オーロラ観測のため物理学者と学生たちが建造途中のエレベーターで移動していたところ ブレーキが故障。
クラークが 本当に…それで ほんとに実際に宇宙飛行士になった人とか物理学者・天文学者になった人たちがたくさん いるわけですから。 瀬名さんは この救出劇はどう捉えてらっしゃいますか?まあ 僕は日本人なので どうしても小惑星探査機の はやぶさの活躍を思い出しますけれどもあの時の 何か ハラハラドキドキ感とワクワク感がもう あの時 クラークとモーガンは一体になってるんですよね。 宇宙飛行士にはなってないですから。