さて 講座は 「太地隊長の角換わりツアー」 最終回となります。 ここからは「太地隊長の角換わりツアー」で角換わり将棋を満喫していただきます。 講師は 太地隊長こと中村太地七段です。 プロの最先端となると少し難しそうですが2八飛車に8六歩と。 同飛車2三歩。 で 同飛車ですね。 まあ これ8二飛車っていう手もなくはないんですけどまあ 8三銀と打って7四銀成を狙えば先手 不満ないですね。 まあ 同飛車と取るところでしょう。
5八飛車と逃げてもですねまあ 8七歩成となりまして同金 同飛車成8八香に。 1六歩 9四歩 3五歩と仕掛けていけば今 解説した変化なんですけど1六歩ではなく 5八玉とするのがまあ 現代感覚のバランスの とり方ですね。 で まあ これも 7五歩とまねをする手も あるんですけどちょっと3四歩とね 押さえられて4四銀と出るってとかはねちょっと やっぱ気になるので桂馬の弱点を狙いたいところだろう3四歩と。 飛車取りになるわけですね。 飛車取り… やっぱ飛車 取らせるわけにはいきませんので飛車は逃げます。
角換わりっていうのはすごい難しかったんですけれども太地先生が すごく分かりやすかったのでいや~ 勉強になった期間でした。 今日の講座の内容はNHK「将棋講座」テキスト3月号に詳しく載っています。 決勝戦は どちらが勝っても初優勝という深浦康市九段と稲葉 陽八段の顔合わせに。 NHK杯戦は 全棋士参加の棋戦で本戦には 棋士49名と 女流棋士1名の計50人による トーナメント戦で行われます。 NHK杯の開幕局は 若手同士の対決でした。 大橋貴洸四段 対 千田翔太七段。
この結果 決勝戦は深浦九段 対 稲葉八段の対戦になりました。 タイトルを持っている方も次々負けていく姿 見ると決勝戦は 深浦九段と稲葉八段になりました。 初の決勝進出を果たした 深浦九段か2度目の決勝に進出した 稲葉八段か。 まで 95手をもちまして第69回NHK杯戦は 深浦康市九段の初優勝で幕を閉じました。 実力者の深浦九段が初優勝というのも意外ですけどとにかく おめでとうございます。 このあと Eテレでは 来期 NHK杯戦の女流棋士出場を懸けて里見香奈女流四冠と西山朋佳女流三冠との対局が放送されます。