NHK短歌 題「鼠・子(ねずみ)」

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この番組のまとめ

さあ その短歌と写真という共通するところがあるみたいなお話だったんですけど松村さんから見て どうですか?やっぱり 写真っていうのは枠組みがありますよね。 短歌も 五七五七七というね定型の枠組みがありますのでその枠の中でどれだけ 自分の思いっていうのを表現することができるか。 そういう意味では 短歌と写真って似てるところがあるんじゃないかと思いますね。 この2つのプロフェッショナルなお話を今日は聞けそうですね。 僕は 日本の短歌に世界の国や町暮らしというものがうまく重なっていくことが大好きなんです。

現在の歌というよりはちょっと一時代前の感じの歌かなと思うんですけれども映画の一場面を見てるような雰囲気のある歌だと思いますね。 短歌の中で あんまり慣用句ってうまくいかないことが多いんですがそれを逆手にとってねずみにとっては天敵の「猫の手を借りたいぐらい」っていうね…。 今回 紹介した入選作と佳作は「NHK短歌」テキストに掲載されます。 コーチ 厳しくお願いします!任せなさい!力強い! さあ ゲストの渡部さんには後ほど どの短歌が一番よかったかをお聞きしますので…。

非常に日常的なコンビニを素材としながら結句の「音を引き出す」という捉え方が とてもいいと思いました。 野原を駆け回っていた ねずみが空を飛んでる鳶に捕まって上空に… 捕まって引き上げられていくというそういう場面なんですけれども本当に ドローンで撮影した映像を見ているようなそういう視点に立っていてねずみの視点で歌っている歌なんですね。 ねずみは 今から まさに食べられちゃうところなんですけれどもその最後の瞬間に自分が生きてきた広い野原の全体像を初めて見ることができた。