副校長を務める 大出英子さん。 幅広い年齢層に 園芸の知識や実践的なノウハウを伝えています。 いくつかの植物を1つの鉢に一緒に植える寄せ植え。 同じ鉢の中で同じように育つ植物を寄せ植えする。 だから例えば 1つの花が終わったらこれだけ交換してこんなふうに次の季節の花にして。 多肉植物。 水やりさえ管理方法を変えればいいわけですもんね。 ポイントってあるんですか?ポイントはですね個性が出るように ちょっと違う形のものを選んだりだとか。
貫井さんが育てているパンジーやビオラはタネから育てたものと3号ほどのポット苗から育てたものがあります。 植物を元気いっぱいに育てるため貫井さんがたどりついたのは環境に合った土を見つけることが大事だと思います。 それが 全部同じであるということは考えられないんでそれを 一つ一つ チェックして育ててみたのがここにあるパンジー ビオラなんです。 土によっては 完熟の培養土だったらいいんですけども完熟じゃない…途中の段階で 発酵が完璧に進んでない。 植物育つために根から酸素も… 根も呼吸してますので。
だから自分で使ってみて 失敗…。 駄目だったら自分の腕を疑うんじゃなくてたまには土を疑ってみて「じゃあ別の土を使ってみようか」。 だから皆さんも1回の失敗じゃなくって草花と美しく遊ぶ…今回は春の小花を寄せ鉢にして撮影します。 フォトグラファーの田中雅也さんがまず 鉢をレイアウトします。 ポイントは…主役にしようと思うのはこのコツラです。 ビタミンカラーで形も動きも 元気いっぱいなので寄せ鉢で生まれた 春のお花畑。 元気な黄色のコツラが 目を引きますね。 その上に 培養土を入れましょう。
こんなふうにね 鉢の色をそろえればプラスチックの素材であっても。 違うんですよ プラスチックで。 大出さん 寄せ鉢って植物一つ一つと改めて向き合って良さを生かす園芸の醍醐味だなって僕 思いました。 私も寄せ植えやりますけれどもやっぱりね一つ一つの鉢を大切に育てるっていうのを若干最近忘れてたかなっていう自分自身の反省というか振り返りもありました。 今日ご紹介した「寄せ鉢!のススメ」は「趣味の園芸」テキスト4月号に掲載されています。