日曜美術館「法隆寺の至宝~金堂壁画をよみがえらせた人々〜」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

法隆寺の壁画というのは仏教美術史上ではどういう存在なんでしょうか。 この~ 法隆寺の金堂壁画というのは…あ 別格。 その仏教の思想というかその仏像世界がいわゆる仏像と壁画と合わせて表現されているっていう?そういう意味合いが強いと思いますけどね。 その金堂の壁画を 多くの画家たちが模写 写して伝えてくることによって今 私たちが1,300年前の姿を見ることができます。 生涯無名を貫き仏画一筋に人生をささげた 鈴木空如。

一番最初の模写ですね。 どうしてですか?模写という体験をとおしてそういう自分の悲しみとかその苦しみ 心の みたいなものを二条城の障壁画など 貴重な文化財を創建当時のままによみがえらせてきました。 昭和15年 国が行った金堂壁画の模写に強い使命感で参加しました。 「一千余年前から燦然たる芸術をそのままに伝えている12件の大壁画を模写保存するため和田英作 入江波光両画伯が一生一代の筆を振るう事になりました」。 この時の模写事業には画期的な出来事がありました。

この法隆寺壁画の美しさの中にシミですとか ヒビですとか翌年の昭和24年 その日がやって来ます。 模写をしてるっていう事業の中で起こってしまった事故であったっていうこともあって父なんかは 法隆寺の壁画の火災っていうことがね戦争で中断を余儀なくされた模写事業は火災により突然の終焉を迎えました。 今 私たちがいる後ろ側に見えているのがその入江班が手がけた「阿弥陀浄土図」の模写なんだけれども今まで見てきたものに比べるとちょっとね背景が明るいような気がするんですが。