将棋フォーカス「カウンターを狙う 新鬼ごろし」

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この番組のまとめ

向井葉月さんは 新型コロナウイルス感染防止のため 活動自粛となり今日は 見 都成の2人でお送りします。 前回の鬼ごろしとの違いはどういったところでしょうか?そうですね 前回の鬼ごろしは2手目 3四歩に対しての指し方だったんですが相手が8四歩と飛車先を突いてきてもできるというのが新鬼ごろしになっています。 振り飛車系にするなら6六歩とか角道を止める手が自然なんですがここで新鬼ごろしらしいというかねまあ ちょっとびっくりする手が出るんですね。

で これは飛車取りと香取りになってるんですね。 8九飛車成と まあ飛車を逃げる手が自然ですが1一角成と香車を取って先手が優勢になりますね。 飛車角桂を協力して攻めていく形になりますね。 先週も見られてる方はね何が正解か分かってはいると思うんですけど飛車でいくか 角でいくかどっちがいいんでしょうかね。 飛車が好きだからって角で いく手を考えた人もいると思うんですがまあ これは この場合は不正解なんですね。 同金と取って同飛車成に…。

飛車取りと 香取り受ける手が難しいんですね。 こっちの香車を防ぎたいって1二飛車とか回ると9一の香車が取られてしまうんでちょっと両方 防ぐことは難しいですね。 まあ 香取り受けるよりは2二銀と飛車の横利きを通して受ける手が考えられますね。 慌てて飛車を取る手もあるんですがここでこう5三桂不成と。 後手からすると 飛車取られずにすんだんで 思わず9二飛車とか。 あ ラッキー 飛車取られないですんだと思って逃げたくなるんですがここから 先手の技が炸裂するんですね。

今日の講座の内容はNHK「将棋講座」テキスト4月号に詳しく載っています。 今日は 番組が選んだ「2019年度 将棋界10大ニュース」!イェイ!早速 10位から発表です。 あのニュースは一体 何位になったのか!早速 10位から見ていきましょう!春の叡王戦七番勝負で 初タイトル奪取。 令和最初のNHK杯戦決勝は深浦九段が 稲葉八段に95手で勝ち 優勝。 更に 王将 棋王とダブルタイトル戦を防衛し広瀬竜王を4勝1敗で破り初の竜王位を奪取。

白組プレーオフで 永瀬叡王を破り1,434勝を達成!大山十五世名人の持つ最多勝数を更新し歴代単独1位となりました。 プロ入りして3年連続で年度勝率8割以上となる史上初の快挙を達成しました。 まあ 過去には 中原 誠十六世名人と羽生善治九段が 2年連続での8割超えを達成されましたが10大ニュース…豊島王位に 木村九段が挑む第60期 王位戦七番勝負。 私が担当した時に特集のゲストで出演していただいて僕と葉月さん 2人を収録の時に笑わせてくれてやっぱ タイトルを取っても 明るくてすばらしい先生だなと思いました。