何気なく利用しているIC自動改札機開発のキーパーソン。 さらに義足に至るまで素材と利用者の心理についての深い理解が山中のデザインを支えている。 …という陰謀を…そういう 何かすごい…ストーリーと併せて読者を ひきつけるのは「ゴルゴ13」ならではの世界観だ。
ところがあのころの映画の世界っていうのは中学校3年のときに…そうですね。 結局 その先生が「東郷先生」…「東郷マチオ」っていいましたけどね。 中学校を卒業すると家業の理容師の道へ。 それで見に行ってほいで 帰ってきたときに「貸本屋の読者は どんな読者ですか?」って聞いたらねその社長がね キョトンとした顔してね部屋…うちの中ではカメラ どこに置かれてるのかなとか。 キャラは 得意なもんが描いてシナリオはシナリオで得意なもんがやって 背景は…。
脚本 構成 作画と別々のメンバーが得意分野を担当しそれぞれのエキスパートの力で作品が成立している。 一人一人の才能を結集した天才に頼らない作品作りは漫画ビジネスそのものの裾野も大きく広げた。 山中が手がけてきたデザインは幅広い。 要するに 山中さんのデザインの仕事とは具体的には何をするのかという…。 「デザイン」っていう言葉が日本で いろんな意味で使われますよね。 英語で「デザイン」なんですよね。 戦後になって ファッションデザインが入ってきたときに 改めて本質的にはそういうことなんですけどね。
本当に漫画家になろうと思ったときもあったんですけど…機械の外観を考える人でかっこいい車 作ったりかっこいい家具 作ったりするのはそういう人たちがやってるって。 だから カーデザイナー始めてそれは 車のデザインやれるって最高じゃんって思って始めたはずだったんだけど…つまり「これ以上大きくしてはいけません」「これ以上ちっちゃくしてはいけません」っていう幅5cmぐらいのゾーンが作られてるんです。 それが こうちょっと違うかなと思ったのは…ICカードを使った自動改札機の開発に関わることになる。
これが使えるっていうことが認められたんで今全国… 日本全国これ…この13.5度傾いてるのが共通になってるんで そういう意味では僕がデザインしたものの中で一番 ユーザー多いんですけど8,000万人ぐらいいるって状況ではあるんですけど。