SWITCHインタビュー 達人達(たち) 選「岩下志麻×下村一喜」

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この番組のまとめ

ご一緒させていただいてきたんですけれど60歳を過ぎて お会いしたのが下村さんだけなんですね。 下村さんの…みずからを「美の伝道師」と言う 下村。 国内外の著名人が下村に撮影されることを熱望する。 メーキャップ それからヘアスタイル全部下村さんがチェックしてくださって。 孤独な日々を過ごす下村が憧れたのは映画を彩る女優たち。 大女優を迎えるため下村は ふだん使うスタジオに気合いを入れて撮影セットを用意した。

あれも ものすごく 私には「なるほど!」と思うことが多くて在学中に写真の道へ。 失礼な話 岩下志麻さんになったりそういうふうにして岩下が邪馬台国の女王卑弥呼を演じた映画。 もう 昼間から「卑弥呼」を見たり…。 あっ 「卑弥呼」を見たり?「卑弥呼」を昼間から…。 こんなのになっちゃいましたけど岩下志麻さんのせいです。 じゃあ あれですよね俳優さんにもなりえたかもしれないけれどでも どちらかというと映画監督になりたかったって…。

ポーズのことも そうですし何か そういうふうに……っていうのが すごく幸せですしそのコミュニケーションも絶対に大切。 下村さんのセクシュアリティーからいくと男性を撮ることもあるわけですけど私自体は 美とか…楽屋の 上海の。 雄々しいというかそういうところを暴いていく美しい女性像っていうのはどういうふうに考えてらっしゃいます?自分を俯瞰で見る自己プロデュースの能力であったりとか。 キャビンアテンダントをしてました。 色の補正や細かい画面の修整をする「リタッチ」という作業も大事な仕事。

それね 私 今年ねちょうど60周年なんで春日太一さんっていうね映画史の研究家の方がね私のデビュー作とか思い出の作品とか 代表作とかそういうものをまとめてみませんかってお声をかけていただいて一冊の本にしたんです。 「心中」で黒子もびっくりしたでしょ?そうです そうです!私もね…何か こう新しいことをトライしていこうってアバンギャルドにしてもそういうサイケデリックな表現にしても「いこう!」という あの時代の興奮が好きなんですよね。 「無理心中なんて 下手な弁護するから保険金 下りなくなっちゃうのよ~」。

落ち込む岩下を心配した父の勧めでテレビドラマに出演。 2人とも やるの?やるわよ!勝ったほうが晩ごはん おごるのよ!高校卒業後映画会社に入社し 銀幕デビュー。 21歳で巨匠 小津安二郎の映画の主演に抜てきされ徹底的に演技をたたき込まれた。 小津先生は とにかくねあの…もう 本当に 自分のリズムすごい大事になさるんですよ。 やっぱり 小津先生の その…もう 一枚一枚の画じゃないですか監督さんのものって。 映画監督の篠田正浩と結婚。