第70回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦第10局 川上七段×増田六段

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この番組のまとめ

山崎隆之八段 対広瀬章人八段。 佐藤秀司七段 対佐々木大地五段。 谷川浩司九段 対斎藤慎太郎八段。 東京都足立区出身 故平野広吉七段門下。 中盤以降で力出せる将棋に持っていってそれでは対局を始めて頂きます。

で 先手の方は4七の銀を5六に腰掛けるようなこの相掛かりを見るとかなり昔の話なんですがで小学生の時に全国大会。 小学校対抗の 団体戦がありまして私 北海道代表で 小学校4年生の時かな。 で 川上さんが東京代表で出てきてまして川上さんが小学校5年生ですね。 全体的にどの棋戦でも結果を残していて持ち時間長い将棋でもはい 今6六角と上がったところで川上七段が持ち時間を使い切りましたね。 取らずに7五歩と一回後手としてはですね 銀が6四銀とどこかで出ていこうとしているんですね。 後手8二飛車。

そうですね一つ考えられるのはもう一回4二玉と寄りましてちょっと後手の手だけやりますと5二金と上がってですねこちら側で今度矢倉のような形になってますので囲っていくと。 次に香車を走る手があるんで同香と取って例えば空いたスペースにですね8七角成もあるので 例えば金寄ったりすると普通に8七角成と取られまして。 で 香車で取った上に角成だったりとか場合によってはですね足し算ですか足し算で突破ができる形になりますのでこれは先手が選ばないと思いますね。

で 先手としては桂馬2枚が三段目に来てますので4五桂や6五桂から攻めていくと。 先手ももう一枚6五桂馬跳ねれますからね。 まあ あの先手が3六歩と突いていった局面あと 後手が3八歩と垂らした局面からこの辺まで予想できるんですね。 両者 この辺中盤の難所ですのでかなり集中して 局面をにらんでいるというか見つめていますね。 先手6五桂馬。 じっくり指す手っていうのが当然 候補にありつつ局面が 一手動くごとに激しい攻め合い。

で この角に対してはう~ん基本は3七飛車なんですが勝ちに行くなら3九飛車も考えられますね。 3九飛車ですと3八歩が気になりますね。 で2九飛車と寄りまして3六角成と金が取られるんですけどねそこで攻めると。 参ってるように見えますけどもそこで2九飛車と寄るんですね。 2七角に3九飛車と引いて 3八歩2九飛車。 飛車成を防いだっていうのと次に3九歩成と成ってまだ時間はいっぱいありますので先手としては焦る必要もないと思うんですね。

ここで 川上七段最後の考慮時間を使いました。 増田六段 8回目の考慮時間に入りました。 時間も まだ考慮時間 2分残していますから。 先手としては金を取られましたけど5八銀と引いた形がですね非常に守りがしっかりしてますので結構 駒を渡しても関係ないんですね。 先手4三歩成。 意外と3三玉と行った手が2二玉とと金を取る手とかもあるのでしぶとい可能性はありますよね。

で 下に逃げますと4三角と打って詰みですし6六玉と上に来たとしてもそうですね序盤からですね相居飛車 相掛かりの2七角に対して飛車引いてですねすばらしかったでしたね。 引き飛車で 腰掛け銀かなとは思ってました。 飛車先を交換しまして。 でも浮き飛車も普通ですよね。 角交換して同歩の時に7五歩突いたら同じ形ってことですね。 同飛車は 2七角から馬作られちゃうのでなるほど。 4六角成受けるために4八飛車と回るんですがそんなにでもいろいろないんですかね。