で 具体的に神話で言いますと農耕の神であるスサノヲがですね日本で最初に罪を犯した人物として登場するということになりますね。 八百万の神により スサノヲはひげを抜かれ 爪をがされ農耕社会の象徴であったのに父・イザナギから海原の統治を命じられたスサノヲ。 ここに芽生えた「原罪」はやがて 原始農耕民に受け継がれました。 まず 「古事記」では スサノヲは原始農耕共同体の象徴として本来は 真ん中のですね原始農耕社会のルールや秩序や価値観をですね自分の生き方の基本にしてる人なんですね。
こうして サホ姫は 兄との間の対幻想と大和朝廷の共同幻想との間で引き裂かれサホ姫は 実の兄お兄さんとの間の疑似性的関係である。 まあ 対幻想とその夫天皇が統治する大和朝廷との共同幻想との間で一方でですね この天皇の側のですね男性が優位な共同体へとなるほど。 この神話を伝承していく人たちはやっぱり その対幻想の社会に未来がなくて罪意識 あるいは倫理といった言葉を使ってですね征服したりされたりの葛藤をですね隠されているわけですね。
まあ 共同体がですねまだ 国家になる以前で緩い ぜい弱な段階だとこういった穢れはですね追い出してしまってで もう一つ こちらの「天つ罪」はちょっと違っていて「水田耕作社会における違反行為」。 それと同時にですね国家が出来上がってきた最終的な形なんですけれどもそれは 法律をきちんと整備して敷くということなんですね。 彼は 国家の起源が分かればですねその国家が作ってくる法律であるとかそういうものも鵜呑みにしないだまされない立場を確保できるんじゃないかって考えていたわけですね。