NHK短歌 題「龍・辰(りゅう)」

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この番組のまとめ

「辰」と聞いて思い浮かべるものといえば何ですか?そうですね すごい個性的なね連想になっているので短歌にするのなら「曇天を突き抜けたのは光る龍」っていうところから稲妻 龍の力強さを表現できないかななんて思いました。

金色の像なんですけれどももともと たつこ姫というね永遠の若さや美しさを保ちたいって願っていた人が龍になってしまったっていう伝説があってその たつこの像が田沢湖の湖畔に立っていてやっぱり朽ちることができないっていうそういう痛ましさを作者は感じたんだと思いますね。 天明四年ってのは1784年のことみたいですけども石碑に「天明四年 甲辰」って書いてあるその字が薄くなってるので目で見るだけじゃはっきり分からないので手でなぞってね こんなふうに書いてあるんだなってことを確認してる そういう歌ですね。

運命に導かれて 小さな部屋に迷い込んでしまってってことなんだと思いますけども三句目のね「迷い込み」っていう言葉が下の句に展開していく上で「迷い込み」って先に自分が迷ってる状態を説明しちゃうと下の句が ちょっともったいないかなという気がしますのでこれぐらい三句目はあっさりさせた方が逆に下の句がね 生きてくるかなっていう感じがしますね。