第70回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦第16局 藤井棋聖×塚田九段

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この番組のまとめ

そして今日の対局は藤井聡太棋聖 対塚田泰明九段の一戦です。 先手番となりました 藤井聡太棋聖です。 はい 実は塚田九段は相掛かりですとか横歩取りのような急戦調の方が得意というイメージがありましたのでひょっとすると2手目 3四歩と突いて横歩取りに誘導するようなことも今はもう飛車先をとりあえず2五までどんどん突いていくというのが普通になりまして。 そのあともいろいろと微妙な駆け引きがありまして後手の駒組みの手順によっては先手もこの5筋の歩をなかなか突かなかったりしてね。

まあ7二歩と垂らすような手があるかどうかですね。 やや手過ぎてるような感じもあるんですけれども同銀 7二歩同飛車 8三角のような感じで馬を作る手があるかどうかということですね。 そうですね一応 手としては7二歩と。 7一飛車と引いて7二歩と打って6一飛車7四角成はあるんですけどもただ作った馬もどれだけ働くか分からない。 え~2三角成と。 え~この2三角成っていうのは玉頭の歩で角銀交換の駒損が響いてきますのでここでどう攻めるかということですね。 後手から先手陣に迫る反撃は現状ないですね。

はい 塚田九段は初めての考慮時間ですか。 後手7三桂馬。 では塚田九段としても自信を持って指して…。 藤井棋聖 5回目の考慮時間に入りました。 そうですね9五香と走って9二飛車と回ればもう先手としても相当怖いところですけれどもまあそうですねちょっと怖いとは言っていられないですね。 9七桂成同玉 9五香のような手でもかなり危険なんですね。 藤井棋聖 6回目の考慮時間に入りました。 はい 藤井棋聖残り4分となりました。 塚田九段は 残り9分と時間を残しつつ指されていますね。

先手1一桂成。 後手から9七桂成とした時の先手の対応というのは。 後手9七桂成。 そうですねもう一枚金気の駒が入ったりするといきなり9五香と走られて相当危ないんですけど。 先手 9七同じく玉。 そうですね先手も受けだけの手はもうなさそうですよね。 先手 4七歩。 先手玉大丈夫なんでしょうか。 塚田九段 3回目の考慮時間に入りました。 ただ まあ そうですね6九角と打ち込んだ角が先手の駒台に渡ると先手も角はとても欲しい駒で6四角と打つ手が非常に厳しい手になりますのでね。