第70回 NHK杯テレビ将棋トーナメント 1回戦第18局 本田五段×星野四段

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

斎藤明日斗四段 対佐藤天彦九段。 佐藤康光九段 対杉本昌隆八段。 後手となりました 星野良生四段です。 まずは先手となりました 本田五段ですがどのような印象を お持ちでしょうか。 では 対しまして後手となりました星野四段はいかがでしょうか。 初めての本戦なので正直とても緊張しているんですが本田五段は本戦初出場ですので「とても緊張している」というお話でしたね。 それでは後手番になりました星野四段の お話です。

先手は角を交換してきまして同銀の時に8二角とね打つ手がありまして。 この局面で星野四段持ち時間を先手3六歩。 ここで3四歩として先ほどの8二角の筋を先手が実現できたとしてもまあこういう形になってこの時に9三香と逃げるスペースがあるんですね。 先手 2四同じく飛車。 早くも飛車交換になりました。 先手7四飛車。 まあ 確かにどちらの形もね飛車交換に強い形してますから。 飛車打ち込むなら8二飛車と打つ以外はねうん。

そうですね後手としては角が使えていない今 現状ね動けない状態ですのでまあ 角を使えるように3四歩と突くような手あるいは飛車…持ち駒の飛車を生かすために2七歩と歩を垂らしてこの手筋で飛車の打ち込みを作るような形で狙っていくっていうのが考えられますけどもね。 持ち駒の飛車がまだ打ち込めないので後手としては少し辛抱して徐々に生きてくる展開をという感じです。

ただ7二歩成金取りですのでここの金取りは一回は受けないといけないですかね。 星野四段 3回目の考慮時間に入りました。 本田五段 持ち時間を使い切りましたのでこれより 一手30秒未満で お願いします。 ただし 1分単位で合計10回の考慮時間がございます。 まあ 何でかって言いますと駒が あの…中央から 逆方向に向かう手っていうのはプロは結構除外視しがちなんですよね。 このあとは金を逃げると飛車を7六銀のような形で圧迫して同角と取れないと他に行く場所が…。

8三飛車の一手で同との時に後手が手番なのでそれを生かしてどうやって先手陣に迫っていくか。 そうですね次に7二飛車と取られる手はちょっと先手としてはまあ速度が遅くなってしまうのでここは まあ候補は2つ大きく分けられるかなって感じで。 はいまあ また7二飛車とね打ち直す手は結構有力でしてその場合は6二角とかやはり飛車をまあ 先ほど 5二同飛車成で一回使ってここで また 一回使っているので少し細かい予定変更がここであったのかもしれないですね。

例えば7二飛車と打ってこれで合駒をさせに行く手は結構あるんですけれども。 これで玉を下段に落として6二飛車成と一見詰めろ 角取りでねこれは もう勝ったぞっていうね気持ちになるかもしれないんですけども。 これはねわながある仕掛けであって星野四段 9回目の考慮時間に入りました。 先手6二飛車成。 本田五段 7回目の考慮時間に入りました。 先手5三桂成。 同玉と取れば5三銀成とした手がもうね典型的な必至の形ということでね。 それでは 投了図以下の解説をよろしくお願いします。

まず 同玉と取りますと5三銀成としてこの形が 次に6二金がね受からない形で必至になります。 そん時に6五桂と王手する手があって4二玉に5一角のような手順が一例ですね。 最後は6一角がピッタリの決め手となっていましたね。 相掛かりは用意の作戦だったとお二人は思うんですけどもどの辺までが予定という感じでした?正直あんまりこの将棋は指したことないです。 最後桂に飛車以外の手になるんですかねさすがに。 ああその飛車交換になったあとにってことですね。 本譜 8三飛車の進行の時に。

そういう可能性もありますかね。 う~んそうか でも飛車引かれた局面ちょっと何指すかぱっと見じゃ分からないですね。 いや飛車交換なったところではまだ分かってなかったんですけど。 8三飛車がねすごい手でしたね。 う~んそっか いや銀は ちょっと打ってきづらいんでここは まだ難しい可能性もあるかなと思ったんですけど。 角取りに突かれるのは何か 結構厳しい…。 いや 何か一瞬飛車たたき込まれるとかがちらついたんですけどそれぐらいは対応できるんですか。 確かにそういう可能性もありますか。