氷河期の広大な草原は「マンモス・ステップ」と呼ばれます。 氷河期に絶滅した大型動物の化石を世界各地で探し求める…現地をよく知る 古生物学者のグラント・ザズーラが先導します。 ただし ジャイアントビーバーはケナガマンモスやバイソンのようにステップにいたわけでは ありません。 ジャイアントビーバーの発見は氷河期の終わる かなり前から 気温が上昇し森が広がっていたことを示します。 しかし マンモスのようなステップの動物には冷たく乾燥した気候と大量の草が必要でした。
大型動物の多くは寒い土地へ移動しました。 氷河期末の大型動物の絶滅は 地球上で何度も起きた 大量絶滅のひとつです。 大型動物と人間が 生き残りをかけて争ったという説もあります。 大型動物の大量絶滅に 人類は 一体どのような影響を及ぼしたのか。 氷河期に 人間が一人で大型動物を倒すのは 到底 不可能でした。 1880年代から チェコでは氷河期に生息したオオカミ100匹以上の骨が見つかっています。 氷河期の大型動物を大量絶滅に追い込んだ本当の原因なのでしょうか。
武器を発達させついには ベーリング海峡を渡りオオナマケモノが食料の葉を探しています。 果たして オオナマケモノの絶滅にも人間が関わっていたのでしょうか。 オオナマケモノの足がこんなふうに ここに置かれたのでしょう。 オオナマケモノや ほかの動物が私たちの祖先の獲物だったことを示す証拠です。 ある朝 オオナマケモノの足跡を発掘していたら その中にオオナマケモノは いらだち後ろ足で立って 凶暴な爪を振り回した。 2人目のハンターが来てオオナマケモノを攻撃したのでしょう。