広瀬章人八段 対山崎隆之八段。 青嶋未来六段と屋敷伸之九段は既に３回戦進出を決めています。 松尾 歩八段 対深浦康市ＮＨＫ杯選手権者。 そして 今日の対局は先手となりました 山崎隆之八段です。 そうですね 山崎さんは 結構 序盤から独創的な指し方をされてまあ 特に 本局は後手ですし先手の山崎さんの指し方についていくっていうんですかね対応して 指していく感じになるんじゃないかなと思うんですけどまあ お二人とも 中終盤がすごく強い中終盤型の棋士ですのでねじり合いとかも本当に 楽しみですね。
振り駒の結果先手が 山崎八段に決まりました。 先手山崎八段４八銀。 これ 今ここまで進んでみて後手が一歩得なんですけれどもこれは山崎八段作戦と見ていいですか。 序盤は山崎八段の方飛車道と角道ずっと突かない数手がありましたからどういう戦型になるのかと思いましたが。 このお二人なんですけれどもこれまでに ６局 対局がございまして山崎八段の２勝 広瀬八段の４勝という結果になっていますがこの結果はどう見ますか。
山崎八段は ＮＨＫ杯戦でも２回 優勝経験もございますし最近でこそ結構 時間使われるようになりましたけど若い時は結構速い将棋も結構ありましたね。 ただし１分単位で合計１０回の考慮時間がございます。 これ 一応まあ 何ていうんですかね銀交換でおさまったんで今 ３五歩の局面で広瀬八段持ち時間を使い切りましたね。 まあ今 ３六歩と伸ばしたわけですけどまあ 単純に出てしまうと３七歩成同桂で３六歩でそうですね桂馬を取られて…。
ちょっと使えないでまあ 重たい格好とかこう３五銀と出てまあ 何かやったとしますとこう２四歩 同歩同銀と後手の この６四角を防ぎつつなかなか働いてませんでしたけどこの８八の角これを通す手が 結構感じがいい手になりますんで。 山崎さんは 本当に 独創的で広瀬さんもインタビューで言われてましたけどその序盤だけじゃなくて中盤とか終盤でも結構 こう 何ていうんですかね こう…思いも寄らない発想の手が飛んでくることがあるのですごいなと思いますね本当に。
山崎八段 ５回目の考慮時間に入りました。 う～ん ちょっと 先手が そうですね山崎さん 結構 そうですね時間使われてますね。 考慮時間 残り５分ですね。 そうですね 広瀬さんの方としては結構 こう序盤で 山崎さん…変わった指し方をされてまあ どういう展開になるのかって難しい…。 それが一つと４五歩と突く手が気になるのも一つとあと８六歩と打って同歩 同飛車とするのが銀に当たるのが嫌らしい感じですかね。
こう…一見はやっぱりあんまりまあ ただ後手も金銀 特に６二の銀ですかね先手の７九角はやっぱり狙いの一手だったんですね。 対局者同士近い所で対戦してるとやっぱり何となく こう息遣いとか何ていうんですかね雰囲気が広瀬さんは 本当に変化の少ない人ですね。 確かになかなか…そうですね広瀬八段 ９回目の考慮時間に入りました。
ひねって８七歩はまあ７六飛車なら７七金ということなんですけどちょっとそれはやりにくいでしょうねやっぱり。 飛車が直通してては危ないので受けるのは自然ですけどさて ここで広瀬さんどうするか。 玉が近いので先手の左の金銀に近づいて時間を こう考える時間を与えないように先手としてもあまり 後手に駒を渡したくないですよね。 先手も飛車を成って…。