ハートネットTV コロナ禍のがん医療2▽いま聞きたい患者の不安に専門家が答える

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この番組のまとめ

川田さんは悪性リンパ腫で放射線治療を経験されたということですが川田さん、きのうの番組にもどんなことが不安ですか?川田まず私も悪性リンパ腫にり患しましたのでもともと免疫不全でウイルスに感染しやすいんじゃないかといった不安や放射線治療をしましたので不安を持っています。 寺嶋さん、実際に通院時のコロナの感染リスクというのはどうなんでしょうか?寺嶋通院やちょっとした外出ではがんだからといって一般の人と比べて新型コロナの感染がしやすくなる高くなるということはないといわれています。

ですから、そういう人はなおさら感染しないように基本的な対策をしっかりやっていただきたいと中野天野さんと川田さんも血液のがんですけれども川田さんは何か今聞いたところで不安なこと、質問したいことってありますか?川田私は上咽頭の腫瘍の放射線治療をしたんですけどもやはり副作用でまだ唾液が侵入することが多いと聞きますのでやはり感染リスクにどの程度、影響があるのかなということを心配しています。

川田今、まさに天野さんがおっしゃられたとおりで私も頭では理解するんですけれども例えば健常者とがん患者の感染率に差異はないってデータで示されたときにただ、私は去年、10万人に10人の悪性リンパ腫にり患してしまったっていう信じられない経験をしていますので確率が低いことが自分に起こらないとはかぎらないなっていう意識が強くて確率が低いことが即安心という解釈にはなりづらいのが正直なところです。

中野川田さんはコロナが心配で5か月間休職をしていたんですが先月、復帰復職されたということで今、在宅勤務中なんですよね。 っていうのも私の場合は依然コロナの不安が強くて去年、がんが見つかるっていう衝撃的な体験をしていますので今はちょっとこれ以上命の危機とリアルに向き合うっていう体験をするのはとてもつらいので避けたいって思ってます。