「俳句やってんだ! やってんだ!」って言ってたら大先輩の名女優さんに「じゃあ いらっしゃいうちの俳句会に」って。 今日は その「ようこそ句会へ」の中でも合評句会について お話ししましょう。 普通の句会だと指導者がいる場合はね指導者の講評を黙って聞いてればいいんですけれど合評句会になると 自分がとった責任上この句を どのように読んだかっていうようなことをねお話し頂けるといいのでどんなことを想像したかとかどういう物語が思われるかとかそういう鑑賞に力を入れてその句の いいところを引き出して頂けるといいですね。
それと 蟷螂って こう…音楽に合わせたりして「演者」が とても広い範囲を指すので公演をする人とかね。 それが 蟷螂の動きにとても よく似てると思ったので多分 この方は「演者のごとき」というふうに直喩でね表現したんだろうと思って。 奥田さん この「人」の理由は?これはですねその…蟷螂が脱皮していく度にいわゆる繁殖とかそういう 生きる途中の大人になる時には途中で何回も何回も脱皮していく蟷螂。
蟷螂と読んでしまったかな。 本当に この蟷螂の鎌と爪でガブーッと かみつくわけですよ。 では 西村さんの選評は?私は これ 蟷螂の狩りの様子だと思ったんですよね。 蟷螂って生きている虫しか食べないんですよね。 でも 生きているものしか食べないその蟷螂の生態が非常によく描けてるしでも 「何か動くもの」っていうふうに「もの」といっているけれど読者には分かるんですよね。