先人たちの底力 知恵泉「新しい女の生き方 明治・大正編 平塚らいてう」

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この番組のまとめ

女性が仕事帰りにちょっと一杯なんていうのは昔は ちょっと冷ややかな目で見られたこともどうやら 働く女子は 最終的には社会に全然嫌がられてるらしいというですね…。 それは 逆に言えば私は共学出身だったのでああ 女子校って こういうふうに女の子をね 武装させるというか今でこそ 撮影現場に女性が とてもスタッフが多く ねえこのNHKでも そうですけども多くなりましたけどもさあ 今日はですね皆さん それぞれの思いを抱きながら新しい女性の生き方平塚らいてうの知恵をね味わって頂こうと思うんですけれども。

平塚らいてうを中心に 日本の女性運動や女性思想を研究してきた米田佐代子さんは こう読み解きます。 この言葉は 当時の女性たちを勇気づけ女性解放のムーブメントが生まれました。 当時の女性の発言としては過激な内容に警察から発禁処分を受けることもありました。 大学生という時期なのか女性にとってのですねすごく大きな転換があったんだろうななんていうことを 大先輩ですけれど重ね合わせて聞いてました。

もう まさにというか何かすごい怒ってる人みたいなキャラになっちゃうと あれなんですけれども私の分析では それは女性が差別されているみたいなことももっと働ける社会になるんだからというのでその憤りから それを どういう…どう解決していったらいいかっていうふうに自分の中で仕事にしていったんですよね。 だから 今は 労働時間を削減するっていうコンサルティングをいろんな企業にしてるんですけれども。

らいてうにとって晶子は自立した女性として男性と同じ権利を追求するのではなく女性ならではの権利を保障することが真の男女平等だとエレン・ケイの主張を擁護しました。 「男性の財力を当てにした結婚はたとえ恋愛感情があっても経済的には男性の奴隷である」…とまで言い切り自立するためには 女性も自分で稼げと主張したのです。 子どもを健全に育てるという社会的義務を母親が安心して果たすために「家庭において社会的任務に服する婦人に正当なる支払いを与えてその経済的独立を可能ならしめよう」。