その働きに注目した 遺伝子治療の研究が今 世界中で進められています。 遺伝子治療は 遺伝子疾患といわれる難病だけでなくさまざまな病への応用も始まっています。 がんにも 遺伝子工学を使った全く新しい治療が効果を上げています。 日本遺伝子細胞治療学会の理事長藤堂具紀さん。 脳腫瘍外科医で 遺伝子工学を活用したがん治療の第一人者です。 今日は遺伝子治療について詳しく知るために皆さんと一緒に話し合っていきたいと思います。
そこに 新しい遺伝子治療薬が登場しました。 齋藤医師は すみれちゃんの時には実用化されていなかった遺伝子治療の治験を受けてみないかと伶奈さんに提案しました。 しかしSMAの患者ではこの遺伝子がないかうまく機能しておらず必要な量のSMNタンパク質をつくれません。 遺伝子治療ではこのSMNタンパク質をつくる治療用の遺伝子を体内に入れ元の遺伝子の働きを補わせるのがねらいです。 病原性のある遺伝子部分を取り除きSMNタンパク質をつくる治療用遺伝子に入れ替えます。
ですから ウイルスは 必ずその細胞の中に入ってそれを感染といいますけど細胞に 細胞の中に入ってそこで自分の遺伝情報を注入してそれを逆手にとってその遺伝情報の細胞に感染した時中に注入する遺伝情報の中に役に立つ正常な遺伝子を入れ込んでおけばそれが ウイルスが感染した時に細胞の中に入って必要なタンパク質を病気になるのはタンパク質をつくっていく遺伝子がどこかが間違っているということがあるので正しい遺伝子をウイルスに運んでもらう。
ただ一方もっと患者さんが多いような病気ですね後ほど ご紹介します 私どもがやってるような遺伝子治療薬では1回60万円ぐらいということでかなり金額異なってきます。 そういうコスト 全部考えてこうした遺伝子治療の薬というのは考えていかないと フェアでもないし実際に それだけの効果というのが出てきていると。 腎臓クリニックの医師から紹介されたのが新たな治療として期待されている遺伝子治療でした。
この鍵の部分に対していわゆる 抗体というのができてくればウイルスが接着できなくなるので新型コロナウイルスの感染を防げる。 2つ目のウイルスベクターワクチンといってこれは アデノウイルスという風邪のウイルスなんですけどもこれを弱くしたものに先ほどのスパイクの遺伝子を入れて 体にうつんですね。 ウイルスベクターということはさっき説明があったウイルスが運んでくれるというタイプの遺伝子治療によるワクチン。
そのうち 大体70%ぐらいがこの遺伝子治療の技術を応用したタイプのやつですね。 今回ですね 新型コロナに対するワクチンというのは先ほど お話ししたウイルスベクターを使ったワクチンというのは一般的にはアデノウイルスという風邪のウイルスを弱毒化して使っているので投与によって風邪のような副作用が出てきています。 「遺伝子治療を受けることで子孫に何か影響はあるのでしょうか?」。 今 やられてるタイプは影響がないということを確かめた上でしてる遺伝子治療なんですね。 さあ 進歩が著しい遺伝子治療。