この詩で知られる 室生犀星です。 ということで 今宵ひもとくのは室生犀星のようかん!そうですよ。 夜の隅田川を見てこう語った室生犀星。 犀星はまた 金沢の焼き物九谷焼の鉢を芥川に贈り真っ黒いようかんを入れなさいいつでも頭に浮かぶのはようかん…犀星のようかん好きをうかがわせるエピソードはまさに星の数ほどあります。 でもさ かまど金沢にこだわるっていうのはどうします?見て見て これこれ!能登大納言ていう小豆なのよ。 だから今日はこの美しい小豆を使いましてですね犀星さんのふるさとの味をいきますかね。
沸騰してきましたね!ちょっちょっちょっちょっ 様子見てよ。 小豆の状態を ちょっと見て下さいな。 小豆はね。 そして… お水は?小豆の倍ぐらいだね~。 だから小豆が。 あっ 小豆が。 僕は踊ってもいいけど 小豆が踊っ…。 明治22年 犀川の近くで生まれた室生犀星。 自伝的小説「幼年時代」には養子に出された主人公が幾度も実家を訪れる様子が描かれています。 よし! 小豆は準備したからようかんですね?そういよいよですよ。 一晩水に漬けておいた糸寒天!これがね 水に漬けるとこうなるんですよね。
ちょっと一息 Tea Break!ようかんだけじゃない!室生犀星ゆかりのスイーツをご紹介!こちらは 金沢が誇る伝統のらくがん。 胃潰瘍で入院した犀星さん。 最後は こちら! 室生家では 5月あやめのつぼみを最初に見つけた人に甘いものが大好きだった 犀星さん。 どうぞ!キレイじゃないの!?キレイ!川面の星がアクセント!いや~ よかった。 犀星はまた 締め切りに遅れることなく原稿はいつもきちんと納めていました。 犀星の直筆原稿。 小豆は消化が悪いと思い込んでいた犀星。