100分de名著 ブルデュー“ディスタンクシオン” (4)「人生の社会学」

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この番組のまとめ

普通の人々の声に耳を傾け続けた社会学者 ブルデュー。 ブルデュー社会学から他者を理解することそして 改めて「社会」とは何かを考えます。 社会学の名著 「ディスタンクシオン」を読んでいます。 前回までで 「ディスタンクシオン」における大事な 3つの概念である「ハビトゥス」と 「界」「文化資本」を教えて頂きました。 だから僕は 最近その ブルデューからも影響を受けて僕自身の言葉ですけど 「他者の合理性」という言葉を使ってるんですね。

何か 自分の経験でいうと「あっ 理解はできる」っていうことが出てきたりするのが「他者の合理性」だし僕は そこを冷静に書くというより「面白い」を ちょっと加えてしゃべっていっちゃうのでそうすると それは社会学ではないんだけども。 で ブルデューのようにですね社会全体の構造を意識しながらそこで生きる 個人の話ですとか生活の在り方ですとか観察している社会学者というのが日本語圏でも 増えているそうですね。

あの~ 「世界の悲惨」ってここにもあるんですがブルデューって 何か中小企業の社長みたいなところがあってラボみたいな感じにしてそこで その スタッフ いっぱい雇って共同で 大規模に ガッとやってくそれの本ですよね。 1993年に フランスでベストセラーとなり舞台化もされたという「世界の悲惨」についてご紹介しましょう。 52人の フランスに暮らす人々にインタビューしフランス人の女性は「人種差別ではない」と言いながらアラブ系移民の女性を 「猫が うるさい」という口実で 責めたてます。