あしたも晴れ!人生レシピ「あいまいな喪失 東日本大震災10年」

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この番組のまとめ

東日本大震災によって行方不明となっているのは去年12月で 2,527人です。 そして去年「震災と行方不明」という本を発表されています。 金菱さん このプロジェクトを通してどんなことを感じられましたか?なぜ東日本大震災における行方不明について考えなければならなかったのかということなんですけれどもそれは必要に迫られた課題が私たちにもあったわけです。 他の行方不明者家族も私と同じような思いを持ってるのか知りたいという問いかけだったんですね。

…というのが ありまして私は もう本当に前向きに生きようと思ってお父さんの携帯はもう契約 切ったりとかねそういうのしてたので 何か すごいその子どもの気持ちがねすごい何かこう もう本当に その気持ちをどうしたらいいか分かんなくて次第に夫への複雑な感情が芽生えてきました。 震災当時 地元診療所の看護師長として多忙を極めていた山本さん。 もしかしたら何か こう言葉として 何か自分の感情は整理できたんですけども主人に対して 何て言うのかな こう…。

この出来事に 行方不明となっている父親への心境が変わりました。 では家族が行方不明となられた方がどのように歩んでこられたのか金菱さん いくつか研究からケースをご紹介ください。 石巻市で奥さんが行方不明となったですね荻原さんはいまだ 遺骨も見つかっていない状態で死というものを認めることはできずにプロジェクトを組んで その中で10年前の自分に宛てた手紙をですね荻原さんにも書いてもらったんですね。

そういうバランスをですねとりながら一歩ずつではあるけれどもそこに向き合い続けるというところが行方不明との向き合い方については金菱さん ご家族がですね行方不明だという方への支援についてはどうなんでしょうか?そうですね 多くの人にとっては震災を経験した者でないと定期的に集まったりする中で喪失の悲しみを癒やしたりあるいは語り合う機会というものも持ったりしてるわけですね。