ドキュランドへようこそ「スポーツ界 性的虐待の闇」

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この番組のまとめ

彼から性的虐待を受けたと訴えた選手は265人に上ります。 スポーツを行う環境が なぜ 性的虐待の温床となってしまうのでしょうか?単に小児性愛者の問題として片づけるわけにはいきません。 各国政府やIOCでさえ 子供たちへの被害を食い止めることができないのはイギリス ブラックプールにはかつて サッカーで国を沸かせたスター選手が住んでいます。 きっかけは2016年 別の元サッカー選手が少年時代に受けた被害を語る新聞記事でした。

そして 国際舞台で活躍するトップレベルのアスリートに限って見ると被害を受ける割合は平均値を大きく上回り30パーセント近くとなっていたのです。 国際的レベルのアスリートのおよそ3人に1人が性的虐待を受けている現状…。 その後 莫大な移籍金を払ったトッテナム・ホットスパーに移ると1991年のFAカップでは 決勝点を入れチームを優勝に導きました。 マドリード郊外で 体操の元トップ選手が被害者が沈黙を続ける心理についていろんな感情が入り混じります。

元教え子 数人が「不適切な接触」を報告し証言に応じるという元オリンピック選手もいました。 でも ショーン・ハッチンソン エベレット・ウチヤマリック・カール ミッチ・アイヴィーのような腕利きのコーチだったら 話は違います。 優秀なコーチは 選手にメダルをとらせアメリカ水泳連盟に大金をもたらします。 水泳連盟の財政を豊かにしたウィルガス事務局長は莫大な報酬を得ていました。 年収は ほぼ ミリオンダラーで水泳連盟の本拠地 コロラドスプリングスの生活費は全て 連盟持ち。

2018年のある記事は 590人もの水泳選手が性的虐待を受けたと推定しています。 2008年の北京オリンピックの時性的虐待問題で改革を進言した私は法的な手続きとしては被害者家族は警察に届け出てコーチやクラブ 連盟に対して訴訟を起こします。 教え子と関係を持ったコーチもいれば性的虐待の訴訟で 連盟を擁護した弁護士もいました。 水泳連盟やカトリック教会など性的虐待で問題を抱えてきた組織がこぞって 声を上げたんです。 驚いたのは 連盟のコーチが子供に性的虐待を加えてきた聖職者たちと同列になっていることです。