デビュー40周年を迎えた…時々 自分が創作に使っている場所があるんですけれども吉増剛造さんは自分の中では 大変 リスペクトある…プリンティングアートですとか映像ですとか言葉を核とした多様な表現をなさっている。 吉増が佐野を知ったのは2020年に発行された文芸雑誌のインタビュー記事だった。
佐野元春&THE COYOTE BANDの活動をスタートする。 非常に面白いのはCOYOTE BANDのメンバー一人一人も曲の作り方をしていたんですがCOYOTE BANDと一緒にやるようになって…初期の自分のライティングスタイルとは真逆の形に変化していった。 佐野の音楽は…吉増の初期の代表作…非常に音楽的だという発見があったんです。 どこです?吉増はカウンターカルチャーの熱烈な支持を受けた文学の洗礼を受け佐野も その余波を浴びた。
吉増剛造のアートドキュメンタリー映画…東日本大震災のあと 津波の惨状を見て言葉を失った詩人の復活を描いた。 そうすると これを捉えられた佐野元春の直感というのはやはり 非常に深いものがあるなと思ったのは それは 例えばジェイムズ・ジョイスっていう人がいましてその人の 特に「フィネガンズ・ウェイク」という難解を極めるような作品の中で英語が どんどん どんどん解体をされていって英語の中の… 例えば 今 ちょっと聞いていただきますけどね。
我々は 散文的な…一種の流通言語として 世界言語として英語を聞いてるけど英語の根源的なところに眠っているもしかしたら 妖精のようなこの「GH」。 そういうところへ 佐野さんの例えば 「コヨーテ、海へ」なんかの恐らく佐野さん自身も非常な… 勇気を持って「Show Real」。 「Real」。 英語で「Show Real」。 「Show Real」「勝利あるのみ」って…。 「Show Real」… 「勝利あるのみ」。