「私のリハビリ・介護」 今日は タレントの麻木久仁子さんとお伝えします。 麻木さんはご家族の介護の経験というのは?私は まだ介護の経験はしてないんですけれども2年ぐらい前にですね同居している母が脳梗塞で倒れましてしばらく入院したことがあって幸い今 後遺症もなくまた 普通に生活ができてるんですけどやっぱり その時にはねああ この介護っていうのはいつ 我が身に降りかかるかも分からないんだなっていう実感はありまして。
だから 病院に 私「行ってみる?」って何回か言ったんですけど本人は かたくなに それを拒み主治医の先生にも3回ぐらい会いに行ったんですけど全然 取り合ってくれなくて。 そして ある決定的な出来事が起こります。 これ 安藤さんどんな出来事だったんですか?これはですね母は ものすごくお料理が上手でお弁当作るのも大好きだったんですよ。 私の中学 高校の6年間も毎日 お弁当作ってくれて。
えん下力が低下してしまってえん下できないので…24時間で経管栄養の… あと たんの吸入。 それ2時間置きで家族しかやっちゃいけないんですね。 看護師の免許持ってる人か家族しかやっちゃいけないので。 もう頭の中 「何て言葉を探せばいいの?」っていうのが起きてああ 仕事辞めようって思ったし。 自分の洋服 選べない色合わせができない髪の毛 結えない お化粧できない私 どうしたらいいの?夜になると 庭の木が1本シルエットで見えるんですよ。 家族が みんなで笑ってても何で笑ってんの? 意味分かんない。
みんなに囲まれて 母は満足して逝ってくれたんじゃないかな目標をここに絞ってず~っと走り続けてきたので多分ね 私 いつも思うんだけど私の介護って夕鶴の おつうがね羽根を一枚一枚抜いてね機を織ってたような感じでもう 私全部 羽根がなくなっちゃってそのころね 一度 バラエティー番組でご一緒した記憶があって。 そう それで確かにお料理したりとか トークしたりする番組だった記憶があるんですけど本当 申し訳ないですけど全然気が付かなかったです。